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志木地区衛生組合

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議事録(決算審査特別委員会4)

会議録(令和4年決算審査特別委員会)

令和4年志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会 会議録

 

志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会次第

日時:令和4年11月7日(月)午後2時
場所:志木地区衛生組合リサイクルプラザ研修室


 1 開  会

 2 決算審査議事
  (1) 会議録署名委員の選任について
  (2) 配布資料の説明
  (3) 質 疑
  (4) 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
      (討論、採決)

 3 閉  会


○出席委員(6名)
       1番 今 成 優 太 議員
       2番 木 村 邦 憲 議員
      10番 笠 原   進 議員
      11番 鈴 木 芳 宗 議員
      13番 阿 部 竜 一 議員
      16番 岩 下   隆 議員
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○欠席委員(なし)
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○説明のための出席者
常任副管理者 山 崎   仁
事務局長 本 多 忠 嗣
総務課長 阿 部 武 幸
企画業務課長 瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午後 1時47分 開会

○委員長(岩下 隆) ただいまから志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会を開会いたします。
 当委員会に付託されました案件は、さきの第3回定例会において閉会中の継続審査となりました第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についての1議案であります。
 それでは、本日の日程でありますが、お手元に配布いたしました次第のとおり進めていきたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩下 隆) ご異議なしと認め、日程につきましては次第のとおりといたします。
 それでは、ただいまから決算審査の議事に入ります。
 初めに、会議録署名委員の選任についてでありますが、各市の議席番号の若い委員さんということで、1番、今成優太委員、7番、笠原進委員、13番、阿部竜一委員にお願いしたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩下 隆) では、そのように決定いたします。
 次に、執行部より決算内容の説明をお願いいたします。
 決算及び決算事項別明細書並びに主要な施策の成果説明書については、既に本会議で説明いただいておりますので、後日配布いたしました決算審査特別委員会資料について執行部より説明願います。
 説明及び答弁については、職名及び氏名を述べてから説明及び答弁いただくようお願いいたします。
 それでは、説明願います。
 阿部総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 それでは、事前に配布いたしましたA4の横長の資料、決算審査特別委員会資料、こちらに基づきましてご説明をさせていただきます。
 恐れ入りますが、着座にて説明をさせていただきます。
 主に第3款の衛生費を中心に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、資料の1ページをお開きください。
 令和3年度の一般廃棄物処理フローについてご説明申し上げます。
 可燃ごみにつきましては、構成3市からの搬入量の総量が7万2,083トンでございました。また、朝霞地区一部事務組合からのし渣につきましては5トン搬入されております。さらに、粗大ごみ・ビン処理施設からの可燃ごみが537トン、プラスチック分別処理施設からの可燃ごみの搬入が374トンとなっております。これらの可燃ごみ総合計7万2,999トンが富士見・新座両センターに、また、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、外部処理委託をお願いしておりますさいたま市、所沢市、ふじみ野市に搬入されました。
 可燃ごみを焼却した焼却灰等の最終処分状況でございますが、富士見環境センターから排出した焼却灰については、埼玉県環境整備センターでは埋立て、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂や再生砕石に資源化してリサイクルされております。また、集じん灰につきましては、株式会社ウィズウェイストジャパンでは埋立て、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
 新座環境センターから出る焼却灰につきましても、矢印で示しておりますように、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂や再生砕石に、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に、渡辺産業株式会社では再生砕石にそれぞれ資源化してリサイクルされております。
 また、集じん灰につきましては、グリーンフィル小坂株式会社及びジークライト株式会社では埋立て、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
 また、可燃ごみの焼却後に発生する磁性物は株式会社青木商店に、紙類は株式会社ブシューに有価物として売却しました。
 なお、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴う可燃ごみの外部処理、また、焼却灰及び集じん灰の処分や運搬にかかりました経費につきましては、資料の左下の一覧のとおりでございます。
 次に、2ページをご覧ください。
 粗大ごみ及び不燃ごみについてご説明申し上げます。
 粗大ごみにつきましては、構成3市の総量で2,683トン、不燃ごみは2,304トンでございました。そのほか、粗大ごみ・ビン処理施設のビン処理系統から57トン、プラスチック分別処理施設からの9トンを含め、合わせて5,053トンが富士見環境センター、新座環境センターに搬入されております。それらを選別し、大型金属や不燃アルミなどは株式会社スガワラに、また、不燃性有価物は株式会社浜屋にそれぞれ有価物として売却したところでございます。
 なお、資料中央にあります粗大・不燃残渣777トンにつきましては、埼玉県環境整備センター及び株式会社ウィズウェイストジャパンで埋立てされております。
 選別後の可燃ごみ、富士見・新座両センター合わせて、その下の表でございますが、537トン、こちらにつきましては、1ページにも記載いたしましたとおり、焼却施設に搬入して処分を行いました。
 また、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、選別後の破砕可燃物2,302トンを千葉県成田市の民間処理施設、株式会社ナリコーに外部処理委託し、その後、株式会社ウィズウェイストジャパンで埋立てされております。
 次に、3ページをご覧ください。
 リサイクル資源ごみについてご説明申し上げます。
 リサイクル資源となるビンについてですが、構成3市から2,435トン搬入されております。搬入されたビンの種類は上段中央の表のとおりとなっており、一升ビンやビールビンのように繰り返して使用できる生きビン11万3,640本が株式会社スガワラに売却され、このように繰り返し使用できるリターナブルビン以外のその他のビンについては、不適物や残渣等を取り除いた上で、白、茶、その他に分けて、カレットの状態にしてそれぞれ資源化されております。
 次に、4ページをご覧ください。
 カンにつきましてご説明申し上げます。
 カンについては、構成3市から930トン搬入されております。搬入されたカンのうち、アルミ缶、スチール缶942トンを有価物として株式会社スガワラへ売却いたしました。
 次に、ペットボトルについてですが、構成3市から1,419トン搬入されております。カンと同様に有価物として1,426トンを株式会社スガワラに売却いたしました。
 次に、5ページをご覧ください。
 資源プラスチックについてご説明いたします。
 資源プラスチックは、構成3市から2,933トンが富士見環境センター内のプラスチック分別処理施設に搬入されております。搬入された資源プラスチックは、容器包装プラスチック、容器包装外プラスチック、PPバンドの区分で選別をして搬出し、その後、再商品化事業者等により、それぞれ工場で使用するパレットやプラスチック原料などに資源化されております。
 次に、廃蛍光管・廃乾電池等についてご説明いたします。
 構成3市から廃蛍光管が12トン、廃乾電池が82トン搬入され、合計94トンが富士見環境センターに保管され、廃蛍光管は埼玉県寄居町にあります株式会社ウム・ヴェルト・ジャパンへ、廃乾電池は茨城県神栖市にございますJFE条鋼株式会社に搬出し、それぞれガラス製品や鉄鋼製品に資源化されました。
 ページ左下の米印につきましては、それぞれの搬出経費となっております。また、その右の枠内の記載につきましては、先ほどご説明させていただきました令和3年度における焼却灰、集じん灰等の廃棄物処理業務委託料の合計5億3,666万449円及び容器包装プラスチックとカレットの再商品化のための業務委託料の合計148万8,429円でございます。
 次に、6ページをご覧ください。
 一般廃棄物のセンター別搬入量及び残渣等搬出量一覧についてご説明いたします。
 まず、センター別搬入量及び残渣の表でございますが、今までごみの種別ごとにご説明申し上げたものにつきまして、それぞれセンター別に表記したものでございます。
 表の一番下の行をご覧ください。可燃ごみ、粗大ごみ等の搬入量に対する焼却灰等の割合でございます。可燃ごみについては11.5パーセント、粗大・不燃ごみにつきましては15.6パーセントで、全体では10.7パーセントという割合となっております。
 次に、7ページをご覧ください。
 センター別総ごみ受入量・最終処分量についてご説明申し上げます。
 富士見環境センター、新座環境センターの東及び西工場、それぞれのセンターへ搬入される構成市ごとのごみの受入量及び最終処分量などとなっております。
 家庭系ごみ受入量合計で6万3,607.64トン、事業系ごみ受入量合計で1万6,983.94トンに対し、最終処分量は、焼却灰、集じん灰及び粗大残渣の合計で8,590.64トンでした。
 次に、8ページをご覧ください。
 搬出先別残渣処分場一覧についてですが、寄居町にあります埼玉県環境整備センターをはじめとして7か所の処分場へ搬出しており、それぞれの処分場ごとの施設別搬出量はご覧のとおりでございます。
 次に、9ページをご参照ください。
 令和3年度センター別廃棄物処理経費についてご説明申し上げます。
 支出項目ごとに、上から順にご説明させていただきます。
 需用費の消耗品費についてですが、ごみ焼却施設等を適切に維持管理していくため、老朽化等により劣化した機械部品等を交換した経費となっております。
 燃料費については、富士見環境センター内の給湯設備等のためのガス代でございます。
 印刷製本費については、それぞれの施設の搬入伝票の印刷経費でございます。
 光熱水費の電気料金、水道料金、下水道料金については、富士見環境センター、新座環境センターの合計で2億2,092万2,239円となっております。
 修繕費につきましては、ごみ焼却施設等について、今後も安定してごみ処理が行えるよう、それぞれの施設の機器や設備等の修繕及び定期オーバーホールの実施等に要した経費で、合計6億6,163万5,480円でございます。
 次に、委託料についてですが、各施設の運転管理業務委託料や焼却灰等の最終処分に係る廃棄物処理業務委託料など、委託料合計で14億4,338万8,155円を支出いたしました。
 次に、10ページ、11ページをご覧ください。
 平成30年度から令和3年度までの性質別決算額の推移についてご説明申し上げます。
 令和3年度につきましては、歳入合計が50億1,396万9,192円となっております。歳出合計は48億4,953万8,163円で、差引き1億6,443万1,029円が実質収支額となっております。
 歳入の主なものですが、分担金及び負担金は構成3市からの負担金で、合計24億2,324万1,000円でございます。
 使用料及び手数料につきましては、事業系の可燃ごみや家庭系粗大ごみの廃棄物処理手数料でございます。
 国庫支出金につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良工事に対する二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金でございます。
 財産収入につきましては、富士見・新座両センターの自動販売機3台に係る貸付料でございます。
 下から3行目の諸収入につきましては、有価物の売却代金について、有価物を扱う市場が好転したことから、スチール、アルミなどの金属類やペットボトルの売却単価が上がったため、歳入金額が増額し、前年度比142.3パーセントの増となりました。
 その下の地方債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和3年度進捗分に関する起債でございます。
 次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
 人件費についてですが、令和3年度は、新規採用職員を2名雇用した一方で、常任副管理者が事務局長を兼務したことなどから、令和2年度と比べ6.9パーセントの減となっております。
 次に、物件費につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、可燃ごみの一部をさいたま市、所沢市、ふじみ野市に外部処理委託したことによる廃棄物処理業務委託料の増額などにより、前年度比12.7パーセントの増となりました。
 次に、維持補修費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事を行っていることから、オーバーホールの対象が基幹的設備改良工事の対象外の箇所に限定されたことなどから、前年度比6.1パーセントの減となりました。
 公債費につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債の償還をしており、今年度より前年度に借入れした焼却施設基幹的設備改良事業債の利子償還が始まったことから、前年度比9,522円の増となりました。
 次に、積立金につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和3年度進捗分について、一般財源負担分に対して埼玉県ふるさと創造貸付金を3億710万円借り入れることができたために、財源振替を行い、一旦財政調整基金に積立てを行ったもの、また、財政調整基金の運用利子分を積み立てたものでございます。
 建設事業費につきましては、令和2年度から3か年事業で実施している富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の2年目、令和3年度の進捗率44.5パーセントに対応する工事請負費及び設計施工監理業務委託料を支出したものでございます。
 次に、下段のごみ総排出量及び年度末人口の表ですが、こちらは歳出合計から基金積立金、普通建設事業費、災害復旧事業費を除いた金額を、ごみの排出量及び年度末人口で割ったものでございます。
 次に、12ページをご覧ください。
 ごみ焼却施設等の運転管理委託費について、それぞれ施設の委託先ごとに平成30年度から令和3年度までの経年変化を表したものでございます。こちらは5つのごみ処理施設に係るものですが、令和3年度の支出済額は8億7,816万9,600円となり、前年度に比べ706万2,000円の減となっております。これは、労務単価は上昇したものの、富士見環境センター焼却施設の運転管理において、基幹的設備改良工事の進捗によって生じる1号炉、2号炉の共通休炉期間については、夜間の運転員の人数を減じたことが主な要因でございます。
 次に、13ページをご覧ください。
 焼却灰等の搬出先別の処理委託料につきまして、搬出量、単価及び委託金額の一覧となっております。
 次に、14ページをご覧ください。
 平成30年度から令和3年度までの最終処分委託単価の推移となっております。
 次に、15ページをご覧ください。
 ダイオキシン類調査結果一覧表でございます。令和3年度に実施いたしました測定におきましても、富士見環境センター及び新座環境センターともに、排ガス等、全てにおいて国や組合が定める基準以下の数値となっております。
 次に、16ページ、17ページをご覧ください。
 有価物売却代金の推移となっております。令和3年度の有価物の売却代金ですが、有価物を扱う市場が好転したことから、スチール、アルミなどの金属類やペットボトルの売却単価が上がったため、歳入金額が大幅に増額し、前年度に比べ5,328万9,233円の増、率にして149パーセントの増となってございます。
 次に、18ページをご覧ください。
 こちらは、構成市からの報告データを基にまとめたものですが、一定量以上のごみを排出している多量排出認定事業所につきまして、それぞれ構成市ごとに可燃ごみ搬入量の多い順に一覧表にしたものでございます。
 説明につきましては以上でございます。
 なお、追加資料として、笠原委員から資料要求のございました修繕費積立資料、設計額の積算根拠のわかるもの(焼却施設定期オーバーホール新座東工場)を配布させていただいております。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(岩下 隆) ありがとうございます。
 説明が終わりましたので、早速質疑に入りたいと思いますが、歳入と歳出を分けて質疑を進めたいと思います。なお、質疑は一問一答形式でお願いいたします。質疑が終了しましたら、認定についての採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩下 隆) それでは、歳入について質疑を受けます。質疑がありましたらお願いします。
 阿部委員。
○委員(阿部竜一) 何点かありますが、1つずつ確認します。
 今年度の負担金が29.9パーセントと上がったという、こういう理由は何でしょうか。
○委員長(岩下 隆) 阿部課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 構成市への負担金が上がった理由についてお答えさせていただきます。
 こちらは、まず一番大きいところは、やはり基幹的設備改良工事が2年度、3年度、4年度の3か年で実施されておりますが、今回、間の2年目ということです。こちらの経費のほうが本格的な工事になって、工事費等も一緒に上がってきております。そういった関係で、構成市の負担金が上がっているということで考えております。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 工事の関係で上がったということで、承知いたしました。
 あと、有価物の売却代金も、今年度かなり単価が上がったということで、かなり去年の3倍近く上がっている、倍以上上がっているわけですけれども、そんな中で、再生家具のほうはどうですか、売上げとして。こっちの事項別明細書の8ページのほうには103万9,610円ということで、過去には平成26年で169万円ぐらいの売上げがあったというふうに思いますけれども、今後これが上がっていくのかどうなのか、それも教えていただけますか。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本と申します。
 再生家具売上金のことでご質問をいただきました。令和3年度につきましては、合計103万9,610円という、令和2年度は69万3,810円なのでかなり上がった形になります。こちらのほうの要因でございますが、令和2年度は年度当初から6月の初めまで休館した期間がございました。その間の売上げがなかったということでございます。こちらの再生家具のほうの売上げにつきましては、こちらのSNSでの発信と、あと販売の面積の拡大等をしておりまして、こちらのほうが徐々に浸透してきて上がってきた要因かと思います。今後についてなんですが、市中にもリサイクルショップというものがございまして、そちらのほうを利用される市民の方もいらっしゃると思います。やっぱりこちらのほうに入ってくるのはごみとして入ってきたものでございます。それを一応利用して使えるようにはしているんですが、今後に関しても情報のほうの発信等は続けていきたいと思いますが、これから今後上がっていくかというと、ちょっとそこまでは私どものほうでは読めないという形になります。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 では、またさらに努力をしていただければと思います。
 また、有価物の中で、これに関しては、金とか銀というのはどうなんですか。入っているんでしょうか、これは。
○委員長(岩下 隆) 答弁を求めます。
 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。
 ただいま金と銀についてご質問をいただきましたが、組合の施設では回収しておりません。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 よその行政の話で恐縮ですが、相模原市で、大体そういった機械を導入したところ、年間金と銀が30キロ出てきたということで、一般の焼却の中から、そういったことで、3,700万ぐらいの売上げというか、そういった代金が入ってきたということでありますけれども、どうかここの志木地区でもそういったことも検討できないのか、お願いしたいなというふうに思いますけれども、いかがですか。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。
 ただいまのご質問についてでございますが、なかなか選別するとなると、また新たに機械というものを導入する必要があるかと思いますので、その費用対効果を見極めながら検討はさせていただきたいと思います。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 ぜひ30キロも出てくるということなので、ちょっとそういった行政の大きさでもまた変わってくるのかなというふうには思いますけれども、ひとつ今後検討していただければというふうに思います。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) ほかに質疑はございますでしょうか。
〔発言する者なし〕
○委員長(岩下 隆) ないようでしたら、歳入についての質疑はこれで終了いたします。
 続いて、歳出についての質疑を受けたいと思います。では、質疑がありましたらお願いいたします。
 今成委員。
○委員(今成優太) すみません、説明をありがとうございました。
 それでは、成果説明書及び説明資料のほうをご覧いただきたいと思いますけれども、4ページの修繕費の支出状況、200万円以上ということで、様々な定期オーバーホールについての記載がございます。これについては、以前もちょっと質問させていただいたことだと思うんですけれども、このいわゆる専門的要素があって、なかなか競争入札で進めるのは難しいという中で、どのようにして適正なオーバーホールの適正化を担保するのか、その辺をご教示いただきたいと思います。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。
 ただいま成果説明書及び説明資料の4ページ、修繕費の支出状況ということでご質問いただきました。支出状況につきましてですが、どのように実際の金額を担保していくのかということでございますが、こちらの執行に当たりましては、公共工事設計業務単価や全国都市清掃会議の積算要領を使用して、こちらを組合の内部のほうで設計をさせていただいて、金額の適正化と透明化を図っております。今成委員おっしゃるように、なかなかこのプラント会社以外がこちらの業務に携わることはないわけですが、なかなかやはり設計したプラント会社でないと、こちらのほうはなかなかオーバーホール等の修繕はできないという形になってしまいますので、そちらのほうでご理解をいただければと思います。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 今成委員。
○委員(今成優太) ありがとうございます。
 今1社になるのは専門的なところになりますので、仕方ないという話があったと思うんですけれども、その中で、こちらの決算審査特別委員会、資料のほうと修繕費の支出状況とを見比べさせていただきまして、粗大ごみのビン処理施設運転管理はスガワラさんがやられていてというところで、一方で、オーバーホールについては極東開発工業さん、運転管理ともしかしたらその設計の段階で極東開発さんがやるかどうか分からないですが、すみ分けというのがどうなっているのか、ちょっと確認させてください。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 おっしゃるとおり、粗大とビン処理施設に関しましては、極東さんのほうで建設等を行った形により、極東さんのほうになります。運転管理業務に関しましては、スガワラさんのほうが受託をしたという形になります。修繕等施設の建物に関しては極東さんのほうで、中の運営に関してはスガワラさんということで、すみ分けをしているという形になります。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) ほかに質疑はございますでしょうか。
 笠原委員。
○委員(笠原 進) 何点かありますので、順番にお聞きをいたします。
 決算資料のほうをご覧ください。
 決算資料の7ページ、家庭系ごみの受入量が市ごと、行政区ごとに書かれてあります。総計額があって、事業系ごみの受入量も書いてあります。
 それで、まずお聞きしたいのが、このごみ減量というのがずっと言われて、私たちも努力をしなきゃならないと思ってやっているところですけれども、まず、家庭系ごみの受入量というのは昨年と比べてどんな状況なのか、お聞かせ願いたいというのが最初です。事業系ごみはなかなか景気の動向だとか、今までの答弁では、大きなスーパーなんか出てくると、それだけでかなり変わるというのが現状だと思うんですけれども、事業系ごみについての変化はどんなふうに見ておられるのか、お聞かせください。これが1点目です。
○委員長(岩下 隆) 答弁を求めます。
 瀬本課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本と申します。
 ただいま家庭系ごみと事業系ごみの受入量のことでご質問をいただきました。
 家庭系ごみに関しましては、令和2年度は6万9,897.14トン、令和3年度が6万7,804.01トンということで、家庭系ごみに関しては前年度より減となっております。続きまして、事業系ごみですが、事業系ごみは令和2年度が1万6,721.54トン、令和3年度の1万6,983.94トンということで、事業系ごみに関しては増となっております。
 増減の要因でございますが、家庭系ごみに関しましては、令和2年度中は新型コロナのほうが流行いたしまして、こちらのほうで家庭の中でごみ処理を多く行ったのではないかなということで、それが一段落して、令和3年度については家庭系ごみに関しては減になったと推測しております。また、事業系ごみに関しましては、令和2年度の新型コロナ流行から、その中を経て、令和3年度に関しては徐々に社会活動が戻ってきているのかなという形にはなります。ただ、事業系ごみに関しましても、令和3年度の1万6,983.94トンは令和元年度の1万8,346.72トンに比べますと、これはかなり戻ってきてない状況ではございますので、今後事業系ごみに関しては増えていくのかなと思っておりますが、まだコロナ禍前には戻ってきていないというところが現況でございます。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 家庭系ごみは、今数字はちょっと分かりませんけれども、構成3市とも全県の中では1人当たりの排出量というのは比較的少ない、いつも最初のトップ10とかトップ5に入るような形だと思うんですよね。なかなか新座も減らなくて、苦労しているところなんですけれども、総量としては減ったと。志木、新座、富士見という、構成市もそれぞれがかなり減っているというふうに考えていいんでしょうか。事業系ごみは、なかなかさっきも言ったように難しくて、今後も動向がどういうふうになるのかよく分からないけれども、今のお話ですと、これから景気の回復と共に増えるのではないかというお話ですよね。今の点についてお聞かせください。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 家庭系可燃ごみについてですが、構成3市とも前年度に比べて減となっております。まず、志木市ですが、前年度比328.20トンの減、新座市、前年度比674.99トンの減、富士見市が前年度比445.38トンの減となっております。また、事業系可燃ですが、志木市のほうが17.18トンの増、新座市が279.04トンの増、富士見市が32.76トンの減でございました。この富士見市の減でございますが、基幹的設備改良工事中でございますので、富士見のそちらにあるららぽーとのごみの受入れを一部制限していることがございまして、富士見に関しては事業系が減になったと推測しております。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) ごみ減量、特に家庭系のごみ減量はこれからも私たちの大きな課題になってくると思いますし、とりわけ気候の温暖化対策との関連でいえば、どの市も3割とか5割とか減らそうというふうになると、このごみ減量が持つ比重というのはすごく大きいと思うんですよね。どう減らすかというのは、この志木地区衛生組合の構成市のどこも直面している課題だというふうに思うんですけれども、その際に、こちらのほうでは、当然ごみの内容について年に1回とか2回とかでチェックをしていますよね。すぐ言えるのは、水分量がどうなっているのかとか、紙系のごみが分別されないで出されていたりとかいうことがはっきりすれば、なかなかこれは構成市では分からないので、私たちが構成市に戻って、構成市がごみ減量をするために、水切りをもっとまだたくさんできるんじゃないかとか、今言ったように、紙のごみについてももっと分別できるんじゃないかとか、どんな方法によって減量していくのかという方向性がないと、ただ減量しましょうと言っているだけでは進まないので、その点について、皆さんがやっている分析だとかということから考えてどんなふうにお考えでしょうか。
○委員長(岩下 隆) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 常任副管理者の山崎でございます。
 まず、令和3年度のごみの性状分析、これは毎年やっておるところでございますが、組合全体で申しますと、紙・布類が53.46パーセント、ビニールとか合成樹脂、プラスチックですね、この関係が19.41パーセント、それから、木・竹・わら類が2.41パーセント、厨芥類が19.91パーセント、厨芥類、いわゆる生ごみですね、それから、不燃物類が2.85パーセント、その他として1.96パーセントとなってございます。
 このようなことから、やはり紙・布に関しては古紙・古布、また、ビニールとかプラスチックに関しては資源プラスチックということで、分別をさらに徹底していただければ、まだ減らせる余地があるのかなというふうに考えてございます。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 分かりました。
 こういう問題を我々も自分たちの行政区の中でもっと徹底していかないと、新座市も間もなくかなりのごみの減の計画を発表する予定ですけれども、計画立てて実行できないと意味がないわけですから、今のを参考にしながら進めたいと思います。
 次の質問なんですけれども、同じ7ページに、これは確認なんですけれども、朝霞地区の一部事務組合、この構成3市のうちの新座と志木が入っている一部事務組合ですけれども、ここで一番最初に説明があったし渣が毎年毎年入ってくるんだと思うんですよね。これは一応どういうふうになっているのか、有料だとかどのぐらいの値段でやるのかとかいうような契約というのは、どんなふうになっているんですか。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) ただいま一般廃棄物処理受託料のし渣の件でご質問いただきました。一般廃棄物処理受託料としてこちらのほうは歳入をしておりまして、令和3年度の決算額は24万2,880円で、前年度より3万2,200円の減でございました。前年度の処理量と比べ0.7トンの減となってございます。こちらですが、朝霞地区一部事務組合のし尿処理場から搬出されるし渣の処理受託料となっており、1トン当たり4万6,000円で受託をしております。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 分かりました。
 続いて、同じ決算資料の中の11ページです。
 11ページのところに、表が2つに分かれていますけれども、1トン当たりの経費が3万92円という数字があります。これは前の年と比べると8.1パーセント伸びていますよという数字になっているんですけれども、このトン当たりの経費というのは、どこまで入っているという言い方は変ですけれども、どういう計算になっているのかというところが、歳出が人件費から災害復旧事業費まで合計の欄がありますよね、48億というお金、だけれども、前年度、2年度と3年度に比べると大きく違うのは、さっきも出たこの建設工事費がどんどん膨らんだから、出ていく金額が膨らんだので、当然これだと入っていないじゃないかというふうにはもちろん思うんですけれども、このトン当たりの経費という計算はどんなふうにして、この上でいくとどう出しているのかということをお示し願えますか。
 ごみの減量を進めようというときに、当然さっき言った温暖化対策で全体のごみを減らして、燃やすものを減らしていくことが後々社会のためには大事なことだと、非常にそういう意味合い的なものももちろんありますし、同時に私たちが払っている税金の中のかなりの部分が、このごみの処理費がどんどん上がっていくという、そういうふうなこともやっぱりちゃんと知らせて、皆さんが減量、私たちが減量することが税金の使い方が効率的なものに変わってきますよということになって、ちょっとこのトン当たりの経費というものについてもう一度ご説明願いたいと思います。
○委員長(岩下 隆) 阿部総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 今決算資料の11ページのところで、歳出の表の中で、下にごみ総排出量及び年度末人口、このあたりの出し方ということでご質問いただいたというふうにご理解させていただきますが、よろしいでしょうか。
 こちらが、こちらに書いてあるとおり、ごみの総排出量を年度末人口で割った数字で算出した数字というふうな形になっております。すみません、もう一度改めて説明させていただきます。先ほどの説明で、ごみ総排出量及び年度末人口ということで、歳出合計から基金の積立金、それと普通建設事業費と災害復旧事業費を除いた金額をごみの総排出量及び年度末人口で割ったものということで、説明をさせていただきました。ちなみに、令和3年度につきましては、構成3市の人口は35万4,932人で、市民1人当たりの経費は令和2年度と比較して5.9パーセント増加しましたというような形で、ご理解をいただければというふうに思います。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 確認なんですけれども、間違っていたら直してもらいたいんですけれども、この11ページからいくと、歳出の人件費から公債費までの総額をごみ総排出量で割ったものと、これがトン当たりの経費だというふうに、伺っていいですか。
○委員長(岩下 隆) 阿部総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 そのとおりでございます。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 分かりました。
 続いて、施策の成果の説明書で質問いたします。
 この4ページ、先ほど今成さんも質問いたしましたけれども、この4ページの中段の部分、修繕費の執行に当たっては、公共工事の設計労務単価、それから全国都市清掃会議の積算要領などを使用して、内部で検討することで適正かつ透明化を図っているというふうにご説明がありました。これは大事な点だと思います。
 それで、私、追加資料をお願いした訳です。この追加資料は、大体こういうふうになるのは分かるんですけれども、説明がありますけれども、一番金額のかさんだ新座東の2億3,650万という歳出の部分のことが、本当に適正になっているかどうかということを具体的なもので説明してもらいたいと思ってこの資料をお願いしたので、この資料に基づいてもう一度どんなふうに計算されると、結局2億3,600万という金額が高いものではないですよということを言いたいんだと思うんですけれども、ご説明をお願いいたします。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本と申します。
 追加資料の積算資料ということでご質問いただきました。
 こちらのほうは、設計額の根拠がわかるものが書いてありますが、基本的には労務単価に関しては、設計労務単価に作業割増率を加えてこちらにまた載せていますよという形で設定しておりますということですね。材料については、こういう特殊なプラントというところでございますので、なかなか同じようなものがないという形になりますが、こちらに関しても、同じような状況に基づく過去の事例等を参考にして単価を設定したということで、なかなか確かにここだけ見て、ではこれが適切かどうかというのを判断できるのは、なかなかつかないかとは思うんですが、私どもとしましては、この積算要領を積み上げて、この価格が適正だということでやらせていただいております。
 うまく説明になっているかどうか分からないんですけれども、以上です。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) もう一度、追加資料、ごめんなさい、先に4ページの焼却施設定期オーバーホール新座東の施設については、支出済額が2億3,650万という数字ですよね。この2億3,650万という支払った金額というのは、これは向こうから来る場合ですね、いわゆる積算だけは大変ですけれども、そういうものがついてくるんですか。それとも、中身は分からないけれども、総額だけこれだけですよという請求があって、それをお支払いしているんですかね。そこをお願いします。
○委員長(岩下 隆) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 常任副管理者の山崎でございます。
 笠原委員のご質問でございますけれども、毎年、オーバーホールを実施する箇所や計画に沿ってこの年はこれをやろうという部分もありますし、あるいは緊急でここが悪くなってきたので追加しようとか、そういうようなことでまずは積算をいたします。この積算をするに当たりまして、オーバーホール、項目が非常にたくさんございますので、その中の一部を抜粋しました。これは全部出す厚い冊子になってしまいますので、一部を抜粋して出させていただいたということでございます。これに関して設計をいたしまして、メーカーから見積をとり、設計と調整を図りました上で契約しております。契約のときには、オーバーホールの内容や積算については全ていただいているという状況でございます。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) そうすると、総額だけではなくて、ここで抜粋で出てきたものが全部ではなくて一部ですよと、だけれども、内容が分かるように作ったつもりですということですよね。そうすると、一番上の数字が出ているのは、火格子のところから始まって、③の集計が出ていて、中略がありますけれども、今度は共通の仮設費だとか現場の管理費、消費税は別にして、一般管理費が8.59パーセントとありますけれども、持ってきた部分というか、そういう部分をこのくらいですよとかという、そういうふうに、数字は言わなくていいんですけれども、これは荏原環境プラントから明細の中がこういうふうになっていて、総計すると2億3,650万うちにやらせてくださいよという話になったというふうに考えていいんですよね。明細の中身はわかりました。その中身について、ここに出した一部出したものですけれども、こういうふうに照らし合わせてみると、いいよねと、大体自分たちでやった2億4,000万の範囲とずれていないし、それよりちょっと少ないくらいだから、それでまあまあ適正かと言っていたんだけれども、普通ならば、自治体のいろんな工事がそれぞれが競争入札でやっていきます。競争入札じゃないけれども、1社指名だけれども、照らし合わせるとおかしくないよねということで、そういう確認まできちんとやっていますよということですよね。もう一回確認したいと思います。
○委員長(岩下 隆) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 常任副管理者の山崎でございます。
 笠原委員のおっしゃるとおりに進めているところでございます。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 同じ6ページですけれども、今回、富士見環境センターは、基幹工事でごみがなかなか収集できないということもあって、それでこの6ページには、令和3年の4月に所沢、約1億、さいたま市には5月で978万、同じくふじみ野市には4,673万とかありますよね。これは非常にありがたい話でお互いさまといえばお互いさまなんですけれども、ここは我々のほうもよそから受入れなりをしてきていますから、お互いに自分の中でやり切れないことは近隣やいろんなところで融通し合ってやりましょうよという、そういう意味ではありがたい話だというふうに思うんですけれども、この金額というのは、これはある程度統一しているものなんですか。算出もトン当たりの金額というのは違う、お互いに話し合ってこれだけにしましょうよというふうになっているのか、どんなふうに理解したらいいんでしょうか。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 外部処理委託料の関係でご質問いただきました。
 ただいま所沢市、さいたま市、ふじみ野市ということで、外部処理委託をいたしましたが、こちらの単価ですが、各市によって違っております。まず、さいたま市ですが、トン当たり2万1,450円、所沢市、トン当たり4万3,494円、ふじみ野市、トン当たり3万2,500円となっております。こちらのほうですが、単価に関しては各自治体、組合によってのものでございますので、そちらのほうを我々のほうでこの金額で受け入れてもらっているという形になります。
 以上です。
○委員(笠原 進) すみません、もう一回数字を言ってくれますか。数字だけで結構です。
○企画業務課長(瀬本裕志) さいたま市、トン当たり2万1,450円、所沢市、4万3,494円、ふじみ野市、トン当たり3万2,500円で、こちらの単価ですが、埼玉県清掃行政研究協議会のほうの単価計算を基にやっております。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 笠原委員。
○委員(笠原 進) 分かりました。
○委員長(岩下 隆) ほかに質疑はございますでしょうか。
 木村委員。
○委員(木村邦憲) 決算審査特別委員会資料の中で、あれと思ったんですけれども、5ページのPPバンド、回収率が0.1パーセント、これは前年度も0.1パーセントで低いなと思うんですが、この背景は、理由についてお聞きしたいです。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 PPバンドですが、そもそも入ってくる量が少ないという形になりますので、PPバンドは段ボールに巻きつけるバンドなんですが、そもそも量が少ないのでこのような回収率になっているという形になります。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) 木村委員。
○委員(木村邦憲) 段ボールと一体ということもあると思うんですが、回収率を上げるような、そういう施策みたいなものは何か考えているのでしょうか。
○委員長(岩下 隆) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 回収率を上げるということなんですが、そもそもなかなか大型の何かを買わないと段ボールについてこないバンドという形にはなっていますので、回収率を上げるとかこちらのほうで考えているわけではないんですが、申し訳ございません。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) ほかに質疑はございますか。
 鈴木副委員長。
○委員(鈴木芳宗) 1点、確認で質問させていただきます。
 お配りいただきました決算審査特別委員会資料のほうの11ページです。これは笠原委員のほうからもお話ありましたトン当たりの経費が令和3年度3万92円ということで、昨年度からずっと1割上昇しているぐらいのところですが、こちらは所沢のほうとかいうのは、委託料のほうで大規模修繕に伴っての増加分だということでと考えているんですけれども、これは令和2、3、4年度の修繕が終わった後には、もともと10年単位とかでやるごみ処理の諸経費の恒常分ですね、そういったことはあるとは思うんですけれども、この大規模修繕の時期が終わりましたら、1割ぐらい前の元に戻るという考えでよろしいでしょうかということで、ちょっと将来の話になるんですけれども、そういった傾向にあるということでよろしいでしょうか。
○委員長(岩下 隆) 答弁を求めます。
 本多事務局長。
○事務局長(本多忠嗣) トン当たりの経費の将来ということですが、今回、3年度につきましては、鈴木委員おっしゃられるように、外部処理委託料のほうがかなり増えましたので、1トン当たりの単位が増えてきていると、あと、それに伴ってごみの総量も減っておりますので、その分単価が上がっていると思います。基幹的設備改良工事が終わった後なんですが、今現在物価の高騰とか電気料金の上昇とかがありますので、ちょっとその辺、実際に将来終わってみないと分からない状況ではございます。
 以上でございます。
○委員長(岩下 隆) 鈴木副委員長。
○委員(鈴木芳宗) 了解しました。
○委員長(岩下 隆) ほかに質疑はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(岩下 隆) ないようですので、質疑なしと認め、質疑を打ち切りたいと思います。
 では、ただいまから討論を求めます。討論のある方はいらっしゃいますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(岩下 隆) よろしいでしょうか。
 笠原委員。
○委員(笠原 進) 賛成の討論を行います。
 ごみの受入れを、家庭ごみにしろ事業系にしろ、なかなか入ってきたものを我々が受け入れて処理をするという立場ですから、なかなか難しいところはあるんですけれども、だけれども、さっきも言いましたように、気候温暖化という問題にしても、それからそれぞれの自治体の財政状況はあまり私知りませんけれども、新座市の財政状況の中でこのごみの処分費が占める割合というのも決して少なくないし、今回は富士見の環境センターの基幹的な工事、これから3年間で結構なお金を使うという話ですけれども、これが終わると続いて新座の東工場、西工場の問題が出てくるし、これは絶対直さなければならない話で、ちょっとやめようねという話にはならないですよね。だけれども、そういう工場を長持ちさせていくためには、やっぱりごみ減量が必要なんだということを我々が市民の皆さんにしっかり説明をして、減らしていくということが絶対必要だと思うんです。
 そういう点では、結果的ですけれども、前年度よりは家庭ごみが3市ともずっと少なくなって、他市との比較はよく分かりませんけれども、前にも言ったように、比較的この3市とも全県の中では1人当たりのごみの排出量がすごく少ないしというふうに思われているし、新座も前はトップとか言っていたけれども、最近は富士見や志木市に追い越されてその後ろを走っているという感じですけれども、いずれにしても、自分のところのごみ減量はしましょうねという提起を執行部がやらなきゃいけないし、私は議員もやらなきゃいけない大事な課題だとそういうふうに思うんですね。その点で、減っているというのは重要なことで、しかもこれからさっきも分析の内容、お話がありましたけれども、そういうこともきちんと、志木地区衛生組合自体はそんなに広報紙をたくさん各行政区、毎月出しているわけではありませんけれども、その広報紙を使ってやるとか、3市と協議していただいて、3市の、新座の場合は広報にいざですけれども、広報にいざでそういうごみ減量をどうすべきなのかという問題であるとか、今後もやっぱり取り組んでいく中心課題だと私は思っているんですね。この点で、さっきの答弁でも常任副管理者のそういう決意をお話しいただいて、それで私は大事なことだというふうに思って、進めていただきたいというふうに思います。
 2つ目は、追加資料も出していただいて、どういうふうにして、なかなか実際のところ、富士見環境センターの工事のときにも私言いましたけれども、絶対必要なものだけれども金額的には安くはない、しかも一般市民から見たら、ほかの行政はみんな競争でやっているけれども、この世界は競争ではなくて、荏原が入っていれば次また荏原だろうという、みんな思って、よその業者は札を入れない、そういう世界なんですよね。そうすると、オーバーホールも含めてどういうふうにして経費がきちんと使われていくのかというチェックを相当頑張らないといけない、これはなかなか専門業者に皆さんがなれるわけではないから知り得ないところですけれども、そういう点では、今回今までの決算の中で初めてこうした資料を出していただいて、内部でどんな議論をするのかということを広く議員にも、我々は戻って自分のところで伝えなきゃならないと思うんですけれども、そういう努力をしているということは大事なことだと思います。そういうことも大いに知らせていただいて、減量をしながら同時に経費の節減にどう努めるのかということを一緒に頑張りたいなというふうに思います。
 以上です。
○委員長(岩下 隆) ほかに討論がある方はいらっしゃいますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩下 隆) では、以上で討論を終了いたします。
 それでは、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について採決を行います。
 第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(岩下 隆) 挙手全員であります。
 よって、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定するものと決しました。
 それでは、審査報告につきましては、本日の委員会での審議結果を踏まえ、正副委員長で協議の上、取りまとめをさせていただきます。
 以上をもちまして決算審査特別委員会を閉会いたします。
 ご協力ありがとうございました。

午後 2時56分 閉会