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志木地区衛生組合

会議録

令和2年第4回志木地区衛生組合議会 会議録

令和2年12月22日

 

○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第16号

 令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会を次のとおり招集する。

  令和2年12月1日

 

                      志木地区衛生組合管理者  香 川 武 文

                    記


1 日 時   令和2年12月22日(火)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室


○応招・不応招議員
令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会   12月22日(火)

応招議員(18名)
1番 篠 田   剛 議員      2番 勝 山   祥 議員
3番 加 藤   清 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
5番 田 中 栄 志 議員      6番 寺 田   玲 議員
7番 池 田 貞 雄 議員      8番 石 島 陽 子 議員
9番 上 田 美小枝 議員     10番 笠 原   進 議員
11番 佐 藤 重 忠 議員     12番 滝 本 恭 雪 議員
13番 阿 部 竜 一 議員     14番 天 田 いづみ 議員
15番 安 藤 圭 介 議員     16番 岩 下   隆 議員
17番 岡 島 貴 弘 議員     18番 吉 澤 富美夫 議員

不応招議員(なし)

 


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令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会

令和2年12月22日(火曜日)

○議 事 日 程
開  会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 決算審査特別委員会審査報告
日程第 5 第11号議案 専決処分の承認を求めることについて
日程第 6 第12号議案 専決処分の承認を求めることについて
日程第 7 第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
閉  会

 

 

 

○出席議員(18名)
1番 篠 田   剛 議員
2番 勝 山   祥 議員
3番 加 藤   清 議員
4番 関 野 兼太郎 議員
5番 田 中 栄 志 議員
6番 寺 田   玲 議員
7番 池 田 貞 雄 議員
8番 石 島 陽 子 議員
9番 上 田 美小枝 議員
10番 笠 原   進 議員
11番 佐 藤 重 忠 議員
12番 滝 本 恭 雪 議員
13番 阿 部 竜 一 議員
14番 天 田 いづみ 議員
15番 安 藤 圭 介 議員
16番 岩 下   隆 議員
17番 岡 島 貴 弘 議員
18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 香 川 武 文
副管理者 並 木   傑
副管理者 星 野 光 弘
常任副管理者 増 子 義 久
会計管理者 塩 野 英 樹
事務局長 山 崎   仁
総務課長 栗 山 健 司
企画業務課長 末 永 隆 宏
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時57分 開 会

◎議長挨拶
○議長(安藤圭介) 皆様、おはようございます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(安藤圭介) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より、会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、天田いづみ議員。
○議会運営委員会委員長(天田いづみ) おはようございます。
それでは、令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第7、第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)までということで決定いたしました。
次に、配布資料といたしまして、お手元に決算審査特別委員会審査報告書を配布いたしました。
以上、議会運営委員会の会議結果をご報告させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(安藤圭介) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(安藤圭介) ただいまの出席議員は18名です。よって、議会は成立いたしましたので、令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
なお、松本監査委員から欠席届が提出されておりますので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(安藤圭介) ここで、ご報告申し上げます。
監査委員から提出された定例監査の結果報告及び例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(安藤圭介) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
3番 加 藤   清 議員
4番 関 野 兼太郎 議員
5番 田 中 栄 志 議員
以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(安藤圭介) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(安藤圭介) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
香川管理者。
○管理者(香川武文) おはようございます。
開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は、令和2年組合議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはお忙しい中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本定例会に提案しております議案は3件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、富士見環境センター焼却施設において発生いたしました事故につきましてご報告を申し上げます。
本件は、令和2年10月16日、同施設におきまして、富士見市内の事業系ごみを収集した一般廃棄物収集運搬業者の作業員がプラットホームで作業中、ごみピット内に転落して骨折をしたという事案でございます。
この作業員は、平ボディーのトラックで、事業系可燃ごみや資源ごみを搬入し、可燃ごみをごみピットに投入した後に、車止めにつまずいてバランスを崩し、転落したものであります。
ごみピットの深さは、底まで11メートルございますが、事故当時はごみのたまり具合から7メートルから8メートル程度の深さでありました。
けがの状態でありますが、右腕骨折、左足首骨折、右肩打撲で、入院とはならずに、現在も自宅療養しているとのことでございます。
事故の原因につきましては、作業中は転落防止の安全ベルトを装着するルールとなっておりますが、この作業員は作業性を優先し、装着を怠り、車止めにつまずいたはずみで落下してしまったとのことであります。
後日、一般廃棄物収集運搬業者より、安全対策を怠ったために、組合に迷惑をかけてしまったとの謝罪がございました。
しかしながら、組合といたしましても、このような事故が発生したことを重く受け止め、今回の事故が起きた現場での作業に関して、同施設の構造が特殊であるとともに、作業そのものが危険なものであることを再確認いたしました。その上で、事故防止に向けて投入扉に転落防止ロープを施すとともに、投入扉前に安全ベルト装着エリアを設け、エリア内で作業をする際の安全ベルト装着の義務付けを改めて実施するなど、さらなる安全対策の強化を図ってまいります。
次に、例年3月に開催をしておりますリプラ祭につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、中止とさせていただくことをご報告申し上げます。
以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
○議長(安藤圭介) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎決算審査特別委員会審査報告
○議長(安藤圭介) 日程第4、決算審査特別委員会審査報告を行います。
令和2年第3回定例会において、決算審査特別委員会に閉会中の継続審査として付託してありました第10号議案 令和元年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とし、委員長から報告を求めます。
決算審査特別委員会委員長、石島陽子議員。
○決算審査特別委員会委員長(石島陽子) おはようございます。
議長よりご指名いただきましたので、志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会審査報告をさせていただきます。
令和2年志木地区衛生組合議会第3回定例会において本委員会に付託され、閉会中の継続審議となっていました議案について、慎重に審査した結果を志木地区衛生組合議会会議規則第66条の規定により報告いたします。
審査した議案は、第10号議案 令和元年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてであります。
決算審査特別委員会委員については、私石島のほか、勝山祥副委員長、田中栄志委員、佐藤重忠委員、阿部竜一委員、吉澤富美夫委員、以上6名で審査を行いました。
日程及び審査内容等につきましては、令和2年11月10日火曜日に、志木地区衛生組合研修室で行い、審査内容は決算概要の説明及び質疑、応答であります。
審査経過につきましては、本委員会に付託された案件について、事前に資料の配布を求め、当日は執行部に詳細な説明を求めた上で、慎重かつ活発な審議を行いました。
審査の結果につきましては、全会一致をもって、原案のとおり認定すべきと決したものであります。
以上をもちまして報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(安藤圭介) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
石島委員長、お疲れさまでした。
  次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第10号議案 令和元年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、第10号議案は原案のとおり認定されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第11号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第5、第11号議案 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第11号議案 専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
本案は、人事院勧告を踏まえた職員の期末手当の額を改定するため、令和2年11月30日に志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、第11号議案 専決処分の承認を求めることについてにつきましてご説明を申し上げます。
このたびの専決処分につきましては、令和2年人事院勧告に準拠して、給与改定を実施するものでございますが、条例改正案の提案に当たりましては、臨時国会での国家公務員給与法の改正及び構成市の条例改正から組合における期末手当の支給基準日までの間に、組合臨時議会を開会するいとまがなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、本年11月30日に専決処分しましたので、同条第3号の規定によりその承認を求めるものでございます。
それでは、改正した条例の概要についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お配りいたしました資料1、志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の概要をご覧ください。
2の給与改定の内容でございますが、(1)の期末手当の支給割合の引下げにつきましては、一般職員は期末手当の支給月数を0.05月引き下げ、期末勤勉手当の年間支給月数を4.45月とするものでございます。
なお、本年は、再任用職員の改定はございません。
また、引下げ分の支給月数につきましては、表にございますとおり、令和2年度は12月期に配分するものでございます。
続きまして、2ページをお願いいたします。
(2)の期末勤勉手当の支給割合の均等化につきましては、表にございますとおり、令和3年度以降におきましては、6月期及び12月期の期末勤勉手当が均等になるよう配分するものでございます。
次に、(3)の実施時期につきましては、第1条関係は公布の日とし、第2条関係は令和3年4月1日から施行するものでございます。
次に、(4)の給与改定に伴う所要額につきましては、合計で21万7,000円の減額となっております。
説明につきましては以上でございます。
○議長(安藤圭介) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第11号議案 専決処分の承認を求めることについてを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第11号議案 専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(安藤圭介) 起立多数であります。
よって、第11号議案は承認されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第12号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第6、第12号議案 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第12号議案 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
本案は、人事院勧告を踏まえた常任副管理者の期末手当の額を改定するため、令和2年11月30日に志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、第12号議案 専決処分の承認を求めることについてにつきましてご説明申し上げます。
こちらの専決処分につきましても、令和2年人事院勧告に準拠して、給与改定を実施するものでございますが、条例改正案の提案に当たりましては、臨時国会での国家公務員給与法の改正及び構成市の条例改正から組合における期末手当の支給基準日までの間に、組合臨時議会を開会するいとまがなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、本年11月30日に専決処分しましたので、同条第3項の規定によりその承認を求めるものでございます。
それでは、改正した条例の概要についてご説明申し上げます。
恐れ入ります、お配りしました資料2、志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の概要をご覧ください。
令和2年人事院勧告では、指定職の勤勉手当につきましても、一般行政職の引下げと同様、支給月数は0.05月引下げとなっております。このことから、資料の(1)期末手当の支給割合の引下げにございますとおり、常任副管理者の期末手当の支給月数についても0.05月下げ、年間支給月数を一般職員と同様に4.45月とするものでございます。
また、引下げ分の支給月数につきましては、表にございますとおり、一般職員と同様に、令和2年度は12月期に配分するものでございます。
(2)の期末手当の支給割合の均等化につきましては、令和3年度以降におきまして、一般職員と同様に、6月期及び12月期の期末手当が均等になるよう配分するものでございます。
次に、(3)の実施時期につきましては、第1条関係は公布の日とし、第2条関係は令和3年4月1日から施行するものでございます。
次に、(4)の給与改定に伴う所要額につきましては、3万7,000円の減額となっております。
説明につきましては以上でございます。
○議長(安藤圭介) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第12号議案 専決処分の承認を求めることについてを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第12号議案 専決処分の承認を求めることについてを原案のとおり承認することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(安藤圭介) 起立多数であります。
よって、第12号議案は承認されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第13号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第7、第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,953万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億1,846万3,000円とするもので、地方自治法第218条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の6ページをお願いいたします。
6ページは歳入予算の補正でございます。
初めに、第2款使用料及び手数料につきましては、事業系可燃ごみの搬入量が当初予算に比べ下回り、家庭系粗大ごみの搬入量が当初予算に比べ上回る見込みであることから、一般廃棄物処理手数料を補正するものでございます。
次に、第3款国庫支出金の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金につきましては、交付対象事業である富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事における工事金額の確定、年度別工事進捗率の変更及び交付対象事業額が確定したことによる補正でございます。
次に、第4款財産収入のうち自動販売機設置貸付料につきましては、貸付料の確定に伴う補正でございます。また、同じく財産収入の財政調整基金利子につきましては、定期預金による運用利子の確定に伴う補正でございます。
次に、第5款繰入金につきましては、今回の歳入歳出予算の補正に伴い、財政調整基金からの繰入れを3,006万円減額するものでございます。
次に、第6款繰越金につきましては、令和元年度決算の確定に伴い補正するものでございます。
続きまして、7ページをお願いいたします。
第7款諸収入のうち、表の2段目、有価物売却代金につきましては、金属類の売却単価が当初予算を上期は下回り、下期は上回る見込みであり、また、ペットボトルの売却単価については、当初予算を上期は上回り、下期は下回る見込みであることから補正するものでございます。
また、再商品化合理化拠出金につきましては、平成31年度分の拠出の確定に伴い補正するものでございます。
なお、今回の拠出金の内訳は、プラスチック容器包装に対するものであり、ガラスビンに係る拠出金はございませんでした。
また、次の段の一般廃棄物処理受託料につきましては、朝霞地区一部事務組合からのし渣の受入れに伴う受託事業収入でございますが、昨年10月の台風19号の浸水被害により停止しておりました処理施設が稼働を再開し、し渣の搬入を開始したことに伴い補正するものでございます。
次に、第8款組合債の一般廃棄物処理事業債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事における工事金額の確定及び年度別工事進捗率の変更に伴い補正するものでございます。
続きまして、8ページをお願いいたします。
歳出予算の補正でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費のうち第1目一般管理費の職員手当等につきましては、常任副管理者に対する期末手当でございますが、人事院勧告を踏まえた給与改定の実施により減額補正するものでございます。
また、第2目財政調整基金の積立金につきましては、定期預金の運用利子の確定に伴う補正でございます。
次に、第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費のうち報酬につきましては、会計年度任用職員の任用延長に伴う補正でございます。
また、給料及び職員手当等につきましては、一般職に対する給与でございますが、人事院勧告を踏まえた給与改定の実施及び当初予算において、構成市からの派遣職員の給料及び手当等を多く見込んで積算したため減額補正するものでございます。
次の段の第2目塵芥処理費の需用費につきましては、富士見環境センター及び新座環境センターに係る電気料金について、今年度の燃料費調整単価の推移を踏まえ、電気料金を減額補正し、富士見環境センターに係る水道料金につきましては、水道使用量が当初予算に比べ上回る見込みであることから、水道料金を増額補正するものでございます。
また、委託料の廃棄物処理業務委託料につきましては、粗大残渣量及び廃乾電池量が当初予算を上回りますが、廃蛍光管量については当初予算を下回り、また、容器包装外プラスチックについては搬出量と委託単価が当初予算を上回る見込みであることから補正するものでございます。
また、再商品化業務委託料につきましては、容器包装プラスチックの委託の単価が当初予算を上回ることから、補正するものでございます。
次の段の工事請負費の富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事費につきましては、契約金額の確定及び年度別工事進捗率の変更に伴い、補正するものでございます。
なお、各費目の詳細な内容につきましては、別に配布させていただきました資料3、令和2年度歳入歳出補正予算(第1号)概要に記載させていただいております。
説明につきましては以上でございます。
○議長(安藤圭介) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) では、よろしくお願いいたします。
大きく3点、細かく言うと4点ですけれども、大きく3点、お願いします。
まず、ご説明の中で、常任副管理者から3ページの第2表継続費の補正に関わるご説明がなかったのですけれども、この継続費の補正についてお伺いさせていただきたいと思います。
まず、第2表の補正後の総額が変わりまして、年割額がそれぞれ、先ほど工事の進捗率が変わったというご説明がありましたので、そういうふうにそれは理解させていただきます。
それで総額なんですけれども、先般の契約に関する5月の議会のときに、工事費については総額でおよそ45億3,200万円ということだと思うんです。それ以外についてはどのような状況になっているのかということです。設計施工監理委託料ということだと思うんですけれども、その金額及び入札の状況、結果的にどういった業者が設計施工監理を担っていただくことになったのかという点についてお伺いさせていただきます。
同じく継続費の関係で、16ページの附表2、継続費に関わる財源内訳が記載されているわけですけれども、地方債のほうは増減が変更されてないということです。確認なんですけれども、国庫支出金については、年割額が変わったということであって、国庫支出金に対する考え方ですね、対象事業費の2分の1ということだったと思うんですけれども、それは変わっていませんよという理解でよろしいのか、お伺いさせていただきたいと思います。それが大きく1点目です。
それから、次に財政調整基金の関係についてお伺いさせていただきます。
今回の補正で、歳入歳出を精査した結果、補正予算書の6ページによりますと当初予算では1億2,740万円余り繰り入れる予定であったものが、それが3,000万円減額されて、実質的には9,700万円程度の繰入れで足りるという補正であるというふうに理解をいたしました。
資料3でいただいているとおり、令和2年度末の基金残高見込みは1億9,700万円ということなんですけれども、2億を切っている状態でございます。
思い返しまして、先般の9月議会のときに、財政調整基金に係る質疑を決算に関してさせていただきましたときに、松本代表監査委員のほうから、富士見環境センターの基幹的設備改良事業も予定されている中、やはり一定程度の財政調整基金はしっかり確保しておくべきであると考えますというふうなご趣旨のご答弁をいただいたと記憶しております。
決算の段階では3億弱ということでよかったかなと思うんですけれども、令和2年度末の基金残高見込みは2億弱ということです。この補正予算書を見ますと、今年度の場合、当初予算で1億3,000万円弱基金を取り崩しているわけです。結果的に繰越金等の状況で2年度末は2億弱ということなんですけれども、では、来年度の予算編成の中で仮に1億3,000万円弱程度取り崩してしまうと、残りは本当に何千万円ですか、そういった状況になってしまうわけです。ですから、私はこのことに対して非常に危機感を持っております。
当然、志木地区衛生組合は独立した地方公共団体ですから、やはり独立した、しっかりとした財政運営が求められるというふうに考えております。先ほど継続にもありました45億規模の事業を抱えているということを考えますと、やはり令和3年度の予算編成においては十分に、どこか不測の事故があったときに対応できるようにですとか、基幹的改良工事の関係ですとかも踏まえて、構成各市、非常に厳しい財政状況の中ではありますけれども、やはり組合の独立性、財政の独立性ということをしっかりと留意した予算編成を適切に行っていただきたいというふうに考えるわけですけれども、お考えについてお伺いさせていただきたいと思います。それが大きく2点目です。
それから、大きな3点目です。資料もいただいていますし、先ほど常任副管理者のご説明でもありましたけれども、プラスチックの関係です。歳入の再商品化合理化拠出金が平成31年度の拠出金の確定に伴う補正ということで121万円入ってきましたということです。過去にはこれが900万円くらいとか入ってきた時期もあったわけです。令和元年度についてはゼロであったということで、121万円入ってきてよかったなというふうに思いますけれども、これは収入支出の差引きの要因であるというふうに考えます。その点に関して。
それから、いずれにしてもこの拠出金は、従来から議論してきた認識ですと、どのような出し方をしても、要するに洗ってないですとか、臭いがしているだとか、そういった汚い状況で出してもいただけるものではないというふうに認識しております。やはり当組合のようにきちっと洗って、乾かして出してという組合のご努力も、きれいにして出して品質がよいからこそいただけるものなのではないかというふうに認識しておりますけれども、そういった理解でよいのか、お伺いさせていただきます。
それから、もう1点、プラスチックの関係で、歳出のほうです。歳出に関して、今回の補正から見えてくるものなんですけれども、1つは、容器包装プラスチックのおよそ99パーセントが容器包装リサイクル協会に通年ベースで引き取っていただいているということで、残りを再商品化業務委託料ということで、1パーセント程度を当組合で独自処理しなければいけないという委託料というふうに認識しております。その単価が当初予算で4万4,000円が補正後は5万5,000円、そしてまた容器包装外プラスチック、いわゆる容器包装に当たらない、プランターですとか、そういうものですか、容器包装にならないプラスチックについてやはり独自処理するわけですけれども、それの単価が資料によりますと当初3万6,300円だったものが補正後は6万500円ですから、2倍までにはいかないですけれども、非常に単価が上がっている。これはやはりプラスチックをめぐる市況が、中国が廃プラスチックを引き取らなくなってしまったとか、そういった非常に厳しい状況であるということがこの数字に表れてきているかなというふうに考えております。いずれにしてもそういう理解でいいのかどうかということです。
それで、前々から心配しておりますのは、容器包装リサイクル法がある限り、容器包装リサイクル協会は従来と同じように99パーセントしっかりと引き取っていただくというのが筋であるというふうに思いまして、万が一それが崩れたりするようなことがあっては本当に大変なことだと考えます。その辺については、今年度は予定どおり99パーセント程度引き取っていただけるということに基づく補正予算という形でいいのか。来年度以降についても何か情報が分かることがありましたらお伺いします。
以上です。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、天田議員からのご質問に対しましてお答えしたいと思います。
まず初めに、補正予算書の3ページの継続費の補正についてということでご質問でございますが、こちらの総額とそれから各年度の金額、それぞれ補正前と補正後ありますが、この内訳はどうなのかというご質問かと思います。
これは、今天田議員がおっしゃったとおり、工事費と、それから、施工監理費の合計額を年間でどのような形で払っていくのかというものを示したのがこの表でございます。補正前と補正後、この違いについては先ほど私がご説明しましたが、工事の進捗率の変更がありましたので、2年度は2パーセント、3年度は38パーセント、4年度は60パーセント、こういった当初の工事進捗率だったわけですが、今回、それぞれ1パーセント、44パーセント、55パーセント、に工事進捗率を変更したためにこの内訳が変わっているわけでございます。
金額の変更については、工事費の確定というようなことに伴いまして金額が若干変わっているという表を示した継続費の補正ということでございます。
ちなみに、施工監理費の合計額については約3,500万円ほど金額を補正後に計上させていただいております。ただし、施工監理は2年度はそのままですので、3年度、4年度で動かすという形ですので、今回の補正には出てきておりません。
次に、施工監理業務委託の経緯といいますか、契約の経緯のご質問だったかと思います。
こちらは、指名競争入札という形で業者を決めさせていただいたわけでございます。今年の5月1日に指名業者の選定委員会を開きました。そこで、指名参加人名簿に記載されている設計ですとか調査、あるいは建設のコンサルタント、こういった業務を行っている者、さらには日本廃棄物コンサルタント協会に加盟している会員であるとか、こういった条件の下、17業者にご案内をさせていただきました。その結果、辞退が14業者ということで、実際に入札したのは3業者という形になったわけでございます。3業者のうち金額を入れていただきまして、最終的には1業者、八千代エンジニヤリングというところが今回の契約に至ったということでございます。
そういったことで、現在タクマ、それから、八千代エンジニヤリング、そして私どもの三者で今工事のほうを進めているという形になっております。
次に、財政調整基金のこと、それから、国庫支出金の考え方、確認ということで、金額の支出状況は変わりましたけれども、対象に対して2分の1という考え方は変わりませんので、同じ状況でこれからもやってまいるということでございます。
次に、財政調整基金の繰入金ということのご質問をいただきまして、こちらの資料3のほうの補正予算概要の1ページを見ますと、下から12行目に、財政調整基金の令和2年度の年度末残高が記載されております。1億9,700万円という金額が残っていて、これが今後どうなっていくのか、大丈夫なのかというご質問でございますが、今天田議員からご指摘がありましたとおり、この財政調整基金については年度間の財源の調整ですとか、施設の突発的な故障ですとか工事、こういったものに備えるための基金として、監査委員もおっしゃるとおり、2億円から3億円、この金額はしっかり留保しておくことが必要であるということでありまして、私どももこの金額は留保していかなければいけないというふうに思っております。
しかしながら、ここ数年の組合の予算は、有価物の売却代金などが非常に不安定で、自主財源がなかなか入ってこないというようなこと、それから、構成市からの負担金もこの財政難の中、高額の負担金を要求することは非常に困難であるということでございます。そうしますと、この財政調整基金を取り崩さなければいけないのかということになるわけでございますが、来年度の予算編成におきましては、できる限り歳出の削減といったものに努力しまして、基金残高の留保に努めてまいりたいと思っております。
続いて、再商品化合理化拠出金のご質問であったかと思います。こちらも確認ということでご質問がありましたが、毎年9月の上旬に協会からそれぞれの市町村へ、プラスチックの出し方がきれいなのか、品質の基準と、それから、想定よりも少ないか、低減しているのか、こういった貢献度に応じて金額が支払われるということで、ご質問のとおりでございます。
ご質問にありましたとおり、平成29年度は約900万円という大変高額な拠出金が歳入として支払われたわけですが、昨年はゼロ、今年はご案内のとおりの金額が入ってきているわけです。この拠出金の少額とかゼロ円の要因は何なのかということになりますが、こちらも中国の海外輸出規制の影響で、なかなかプラスチックを中国に出せなくなりましたので、品質の悪いプラスチックが日本に増加しているということでございます。国内で処理をしなくてはいけなくなってしまった。大変汚れたプラスチックがある。こういったプラスチックが混入していると、これをきれいにしたりとかはじいたりしなければいけないのでコストがかかってしまうということでございます。また、このリサイクルに伴って発生する残渣も出てきますので、廃棄物の処理経費が増えてしまう。あるいは現状、ドライバーの不足ですとか、人件費がどんどん高くなる、こういったことから、コストは上がってしまいまして、要するにかかる経費は増えるので、金額が上がらないということで拠出金が出てこないという状況でございます。
今回、たまたま平成31年度にはいただけた理由について、日本容器包装リサイクル協会に確認したところ、平成31年度分については、市町村から引き取った基準適合物の量がたまたま少なかった、実際にかかった費用が少なくて済んだので、たまたま支給できた、こういうことでございまして、では今後はどうなのかという話を聞きましたら、今後は以前のように900万円、700万円、こういった高額な拠出金が出ることはちょっと考えられないということです。その理由は先ほど申しましたプラスチックが日本中にあり余ってしまったということがこういった収入の背景になっているというところでございます。
さらに、再商品化合理化拠出金のところで確認というお話がありまして、ご説明のとおり、プラスチック全体の99パーセントは容リ協のほうにお渡しして、残りの1パーセントは組合独自で、あとは業者のほうに委託して処理をしていただいているということであります。
これのやり方というのは、おそらく組合がプラスチックは1パーセントですけれども、ビンについては10パーセント、それから、その他のビンは10パーセント、茶色のビンが16パーセント、こういった基準は容リ協のほうから各市町村に示した数字でございますので、この割合はこれからも変わらないのかと思っております。
99パーセントは容リ協が示した単価で処理する、1パーセントは事業者が示した単価、その金額が安いので、その分、1パーセントの分だけでも処理費が安く済むということからこういったやり方をしているということであります。このやり方は今後も変更はないと思っております。しかしながら、その単価の金額の増減というのはこれからもプラスチック事情によって変わってくるというのは説明した内容のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○議長(安藤圭介) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) 詳細なご説明、ありがとうございました。
継続費については了解いたしました。
財政調整基金についてですけれども、常任副管理者のご答弁の中で2億から3億は保持していきたいというふうなご答弁がありました。まさにこれから予算編成になりますので、どうか正副管理者のほうでもご配慮いただきまして、当組合の財政の独立性ということが保たれるように今後ともよろしくお願い申し上げます。
それから、プラスチックに関してですけれども、詳細なご説明いただきまして、たまたま平成31年度については基準適合物が少なかったということでコストが少なく済んだんですよというお話でした。ご答弁をお伺いしますと、当組合では非常にきれいにして出しているけれども、全国でということになりますと、やはり品質の悪いものがあるがためにコストがかかって云々ということでじくじたる思いがあります。けれども当組合は市民の意識ですね、あのような出し方できちんとみんなが出していることによって、廃棄物に対する、ごみとは言え、大切な資源であるという、一般市民の意識啓発というと大変僭越ですけれども、意識の高揚に私は貢献しているかなと、志木地区衛生組合については本当にありがたい思いでおりますので、今後も住民に向け、続けていっていただければと思います。
以上です。ありがとうございます。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑はございませんか。
10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) 質問いたします。
資料3、3ページ、一番下のところの、今の環境センター改良工事の関連ですけれども、4,594万1,000円が減額になるという、その資料の説明が契約金額の確定及び、今話があった年度別の進捗率の変更、2つの要素でこの金額が出ているんだと思います。ここに書いてもらえればはっきりするのですけれども、その契約金額の確定部分が幾らで、進捗率が先ほど2パーセントから1パーセントに減らしたと言いましたけれども、それの部分が幾らなのかということはまず数字の上でご説明ください。
それと同じく資料3の1ページ目、それに関わって、今度は歳入の部分で、国からの国庫支出金が、この資料の3だと277万4,000円減りますよとなるのですけれども、内訳は予算書のほうの6ページ、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金、等補助金が2,525万6,000円減額になって、交付金が2,248万2,000円増額になった。差引き277万4,000円減額になったという話です。当然、さっき言った最初の部分と連動して工事金額が確定したり、それから、年度別の進捗率が変更になったりというので変わってくるのだと思うんですけれども、補助金がすごく減って、交付金が増えたという、この意味がよく分からないので、せっかく資料のところに説明は書いてあるんですけれども、よく意味が分かりません。ここが関連して、先ほどの質疑にもありましたけれども、工事の年度別の進捗率の問題が複雑に絡んでいるわけですけれども、この間の説明を両方併せてしていただければ、ありがたいと思います。
以上です。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、工事費の金額が変更したご説明の中で、確定というところがなかなか不明な部分があるのですが、予定価格と契約額とその差額というのでしょうか、そこの部分のことかと思いますが、予定価格は、税抜きですが、41億2,200万円でございました。最終的な契約額については、これも税抜きですが、41億2,000万円ということで、若干ですが、200万円ほど金額の差額が出ているということです。こういった部分が最終的な確定額ということになるわけでございます。
それと工事進捗率については、先ほどご説明いたしましたとおり、金額から数字が変わってくるわけですが、令和2年の変更について、どうして当初2パーセントだったのが1パーセントになってしまうのかという、この辺のご説明ですが、工事をしていく中で、メーカーと協議をしまして、1パーセント、2パーセントというのは本当にわずかな工事で、いよいよ来年1月くらいから始まるわけでございますが、設備の製作が確約できないというお話がありまして、これはコロナの関係で取り入れる設備が間に合わないということが分かったという話なんですが、製作可能なら、2号用の送風機、こういったものがしっかり作って納められます。ところが、2号用の空気加熱器といったものとか、あるいは空気予熱器、こういったものが今言ったコロナの関係でなかなか部品が集まらない。予定していた3月に納め切れないといったことから、最終的に2パーセントの工事進捗率を1パーセントに変えさせていただいたということでございます。
3年度と4年度の変更した進捗率については、実施設計におきまして予算額の平準化を図ったもの、どこかが高くてどちらかが低いということではなくて、おおむね3年度、4年度については平準化を図るために数字を調整させていただいたというようなことでございます。
というようなことから、工事の確定は先ほどのご説明、それから、進捗率の変更についてはそういった理由からというところでございます。
それから、国庫支出金のところについて、ここがちょっと不明だということでございますが、まず名前が変わったというところでございます。もともと、補助金だったのが交付金に変わったということで、これはメニューが変わったとかということではなくて、環境省のほうからの指示によりまして、大きな枠の中で補助率ですとか、補助対象事業範囲は変わらないのですが、こういった名称にしてくれというようなことがありました。実際のところは若干厳しい話はあったのですが、もう我々のほうはこういった準備を進めているので、補助対象内容を変えられたら困るということから、名前の変更だけで、内容については一切変わっていないというようなところでございます。
以上でございます。
○議長(安藤圭介) 10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) そうしますと、3ページのところへもう1回戻りますけれども、契約金額は200万円減額になった。残りの4,394万1,000円ほどは2パーセントから1パーセントに変わった分の減額分がこれだということでいいわけですね。これはあくまでも今年度ですから、2年度の部分なので、3年、4年の間の変更については金額は出てこないというふうに確認してよろしいですね。
それに伴って歳入も変わったという、名称変更はともかく、4,594万というかなり大きな減額ですけれども、国庫支出金の部分については270万円しか減らないんだということで、これはある程度全体額が決まってくるから、思ったほどではないというふうに考えていいのでしょうか。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) 細かい話になりますと、設計施工監理費について、これは先ほど少し話しましたけれども、2年度については変更していないのですが、事業を開始したのが5月の臨時議会で決定しましたので、6月から始めた。そうすると4、5、6月については設計施工監理費については関連していないので、この部分の減額が実は出ているのですが、こういったものを含めまして、今笠原議員がおっしゃったとおりの内容で間違いございません。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(安藤圭介) 起立多数であります。
よって、第13号議案は可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(安藤圭介) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
よって、令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前10時58分 閉 会

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参考資料

 

令和2年志木地区衛生組合議会第4回定例会議案等一覧及び審議結果
令和2年12月22日

 

 

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第10号議案 令和元年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について 原案認定 全会一致 R2.12.22
第11号議案 専決処分の承認を求めることについて(志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定) 原案承認 賛成多数 R2.12.22
第12号議案 専決処分の承認を求めることについて(志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定) 原案承認 賛成多数 R2.12.22
第13号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号) 原案可決 賛成多数 R2.12.22