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志木地区衛生組合

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議事録(決算審査特別委員会5)

会議録(令和5年決算審査特別委員会)

令和5年志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会 会議録

 

志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会次第

日時:令和5年11月9日(木)午前10時
場所:志木地区衛生組合リサイクルプラザ研修室


 1 開  会

 2 決算審査議事
  (1) 会議録署名委員の選任について
  (2) 配布資料の説明
  (3) 質 疑
  (4) 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
      (討論、採決)

 3 閉  会

○出席委員(6名)
       3番 熊 谷   麗 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       9番 助 川   昇 議員
      12番 滝 本 恭 雪 議員
      13番 阿 部 竜 一 議員
      16番 岩 下   隆 議員
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○欠席委員(なし)
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○説明のための出席者
常任副管理者 本 多 忠 嗣
総務課長 阿 部 武 幸
企画業務課長 瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時53分 開会

○委員長(滝本恭雪) おはようございます。
 定刻となりましたので、ただいまから志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会を開会いたします。
 当委員会に付託されました案件は、さきの第3回定例会において閉会中の継続審査となりました第8号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についての1議案であります。
 それでは、本日の日程でありますが、お手元に配布いたしました次第のとおり進めていきたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(滝本恭雪) ご異議なしと認め、日程につきましては次第のとおりといたします。
 それでは、ただいまから決算審査の議事に入ります。
 初めに、会議録署名委員の選出についてでありますが、各市の議席番号の若い委員ということで、3番、熊谷麗委員、9番、助川昇委員、13番、阿部竜一委員にお願いしたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(滝本恭雪) では、そのように決定いたします。
 次に、執行部より決算内容の説明をお願いいたします。
 事前に送付した決算審査特別委員会資料について、執行部より説明願います。
 なお、説明及び答弁については、職名及び氏名を述べてから説明及び答弁いただくようお願いいたします。
 それでは、説明をお願いいたします。
 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。おはようございます。
 それでは、事前に配布いたしましたA4判横長の資料、決算審査特別委員会資料に基づきましてご説明のほうをさせていただきたいと思います。
 恐れ入りますが、着座にて説明のほうをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 それでは、主に第3款の衛生費を中心に説明のほうさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、資料の1ページのほうをお開きください。
 令和4年度の一般廃棄物処理フローについてご説明申し上げます。
 可燃ごみにつきましては、構成3市からの搬入量の総量が7万874トンでございました。また、朝霞地区一部事務組合からのし渣につきましては5トン搬入されております。さらに、粗大ごみ・ビン処理施設からの可燃ごみが1,096トン、プラスチック分別処理施設からの可燃ごみの搬入が377トンとなっております。これらの可燃ごみ総合計7万2,352トンが富士見・新座両環境センターに、また、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、外部処理委託をお願いしております所沢市、ふじみ野市に搬入されました。
 可燃ごみを焼却した焼却灰等の最終処分状況でございますが、富士見環境センターから排出した焼却灰については、埼玉県環境整備センターでは埋立て、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂に資源化してリサイクルされております。また、集じん灰につきましては、株式会社ウィズウェイストジャパンでは埋立て、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
 新座環境センターから出る焼却灰につきましても、矢印で示しておりますように、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂に、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に、渡辺産業株式会社では再生砕石にそれぞれ資源化してリサイクルされております。
 また、集じん灰につきましては、グリーンフィル小坂株式会社及びジークライト株式会社では埋立て、有限会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
 また、可燃ごみの焼却後に発生する磁性物は株式会社青木商店に、紙類は株式会社ブシューに有価物として売却しました。
 なお、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴う可燃ごみの外部処理、また、焼却灰及び集じん灰の処分や運搬にかかりました経費につきましては、資料の左下の一覧のとおりでございます。
 次に、2ページのほうをご覧ください。
 粗大ごみ及び不燃ごみについてご説明申し上げます。
 粗大ごみにつきましては、構成3市の総量で2,536トン、不燃ごみは2,141トンでございました。そのほか、粗大ごみ・ビン処理施設のビン処理系統から50トン、プラスチック分別処理施設からの8トンを含め、合わせて4,735トンが富士見環境センター、新座環境センターに搬入されております。それらを選別し、大型金属や不燃アルミなどは株式会社スガワラに、また、不燃性有価物は株式会社浜屋にそれぞれ有価物として売却したところでございます。
 なお、粗大・不燃残渣747トンにつきましては、埼玉県環境整備センター及び株式会社ウィズウェイストジャパンで埋立てされております。
 選別後の可燃ごみ、富士見・新座両センター合わせて1,096トンにつきましては、1ページにも記載いたしましたとおり、焼却施設に搬入して処分を行いました。
 また、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、選別後の破砕可燃物1,580トンを千葉県成田市の民間処理施設に外部処理委託し、その後、株式会社ウィズウェイストジャパンで埋立てされております。
 次に、3ページのほうをご覧ください。
 リサイクル資源ごみについてご説明申し上げます。
 リサイクル資源となるビンについてですが、構成3市から2,342トン搬入されております。搬入されたビンの種類は上段中央の表のとおりとなっており、一升瓶やビールビンのように繰り返して使用できる生きビン9万4,110本が株式会社スガワラに売却され、このように繰り返し使用できるリターナブルビン以外のその他のビンについては、不適物や残渣等を取り除いた上で、白、茶、その他に分けて、カレットの状態にしてそれぞれ資源化されております。
 次に、4ページをご覧ください。
 カンにつきましてご説明申し上げます。
 カンについては、構成3市から889トン搬入されております。搬入されたカンのうち、アルミ缶、スチール缶891トンを有価物として株式会社スガワラへ売却いたしました。
 次に、ペットボトルについてですが、構成3市から1,414トン搬入されております。カンと同様に有価物として1,421トンを株式会社スガワラに売却いたしました。
 次に、5ページをご覧ください。
 資源プラスチックについてご説明いたします。
 資源プラスチックは、構成3市から2,871トンが富士見環境センター内のプラスチック分別処理施設に搬入されております。搬入された資源プラスチックは、容器包装プラスチック、容器包装外プラスチックの区分で選別をして搬出し、その後、再商品化事業者等により、それぞれ工場で使用するパレットやプラスチック原料などに資源化されております。
 次に、廃蛍光管・廃乾電池等についてご説明いたします。
 構成3市から廃蛍光管が10トン、廃乾電池が92トン搬入され、合計102トンが富士見環境センターに保管され、廃蛍光管は埼玉県寄居町にあります株式会社ウム・ヴェルト・ジャパンへ、廃乾電池は茨城県神栖市にございますJFE条鋼株式会社に搬出し、それぞれガラス製品や鉄鋼製品に資源化されました。
 ページ左下の米印につきましてはそれぞれの搬出経費となっております。また、その右の枠内の記載につきましては、先ほど説明させていただきました令和4年度における焼却灰、集じん灰等の廃棄物処理業務委託料の合計5億3,255万9,666円及び容器包装プラスチックとカレットの再商品化のための業務委託料の合計589万9,627円でございます。
 次に、6ページをご覧ください。
 一般廃棄物のセンター別搬入量及び残渣等搬出量一覧についてご説明いたします。
 まず、センター別搬入量及び残渣の表でございますが、今までごみの種別ごとにご説明申し上げたものにつきまして、それぞれセンター別に表記したものとなっております。
 表の一番下の行をご覧ください。可燃ごみ、粗大ごみ等の搬入量に対する焼却灰等の割合でございます。可燃ごみについては11.7パーセント、粗大・不燃ごみにつきましては16.0パーセントで、全体では10.8パーセントという割合となっております。
 次に、7ページをご覧ください。
 センター別総ごみ受入量・最終処分量についてご説明申し上げます。
 富士見環境センター、新座環境センターの東及び西工場、それぞれのセンターへ搬入される構成市ごとのごみの受入量及び最終処分量などとなっております。
 家庭系ごみ受入量合計で6万483.86トン、事業系ごみ受入量合計で1万7,116.06トンに対し、最終処分量は、焼却灰、集じん灰及び粗大残渣の合計で8,416.60トンでした。
 次に、8ページをご覧ください。
 搬出先別残渣処分場一覧についてですが、寄居町にあります埼玉県環境整備センターをはじめとして7か所の処分場へ搬出しており、それぞれの処分場ごとの施設別搬出量はご覧のとおりでございます。
 次に、9ページをご参照ください。
 令和4年度センター別廃棄物処理経費についてご説明申し上げます。
 支出項目ごとに上から順にご説明させていただきます。
 需用費の消耗品費についてですが、ごみ焼却施設等を適切に維持管理していくため、老朽化等により劣化した機械部品等を交換した経費となっております。
 燃料費については、富士見環境センター内の給湯設備等のためのガス代でございます。
 印刷製本費については、それぞれの施設の搬入伝票の印刷経費でございます。
 光熱水費の電気料金、水道料金、下水道料金については、富士見環境センター、新座環境センターの合計で3億988万9,515円となっております。
 修繕費につきましては、ごみ焼却施設等について、今後も安定してごみ処理が行えるよう、それぞれの施設の機器や設備等の修繕及び定期オーバーホールの実施等に要した経費で、合計7億2,517万1,770円でございます。
 次に、委託料についてですが、各施設の運転管理業務委託料や焼却灰等の最終処分に係る廃棄物処理業務委託料など、委託料合計で14億6,672万2,693円を支出いたしました。
 次に、10ページ、11ページをご覧ください。
 令和元年度から令和4年度までの性質別決算額の推移についてご説明申し上げます。
 令和4年度につきましては、歳入合計が60億1,169万683円となっております。歳出合計は58億4,883万8,193円で、差引き1億6,285万2,490円が実質収支額となっております。
 歳入の主なものですが、分担金及び負担金は構成3市からの負担金で、合計27億6,185万8,000円でございます。
 使用料及び手数料につきましては、事業系の可燃ごみや家庭系粗大ごみの廃棄物処理手数料でございます。
 国庫支出金につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良工事に対する二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金でございます。
 財産収入につきましては、富士見・新座両センターの自動販売機3台に係る貸付料、並びに新座環境センターの門外にあり、施設として利用していない土地76.41平方メートルを隣接する土地所有者に売却したものでございます。
 下から3行目の諸収入につきましては、有価物の売却代金について、有価物を扱う市場が好転したことから、スチール、アルミなどの金属類やペットボトルなどの売却単価が大きく上がったため、歳入金額が大幅に増額し、前年度比97.3パーセントの増となりました。
 その下の地方債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和4年度進捗分に関する起債でございます。
 次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
 人件費についてですが、令和4年度は構成市より事務局長の派遣を受けたことなどから、令和3年度と比べ7.7パーセントの増となっております。
 次に、物件費につきましては、光熱水費が燃料費調整単価の引上げに伴う電気料金の値上がりや、5つのごみ処理施設に係る運転管理業務委託料の人件費の増額などにより、前年度比6.8パーセントの増となりました。
 次に、維持補修費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、各施設におきまして毎年実施しているオーバーホールに加え、延命化を図るための懸案設備の修繕を実施していることなどから、前年度比9.5パーセントの増となりました。
 公債費につきましては、令和2年度に借入れした焼却施設基幹的設備改良事業債の元金償還及び令和3年度に借入れした焼却施設基幹的設備改良事業債の利子償還が始まったことから、前年度比6.9パーセントの増となりました。
 次に、積立金につきましては、令和4年度歳入歳出補正予算(第1号)におきまして、前年度繰越金及び有価物売却代金の増額補正などにより、歳入歳出差引残額の2億4,406万9,000円を財政調整基金に積み立てたこと及び補正予算(第2号)におきまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和4年度進捗分の一般財源負担分に対して、埼玉県ふるさと創造貸付金を3億7,980万円借り入れることができたために、財源振替を行い、一旦財政調整基金に積立てを行ったこと、並びに財政調整基金の運用利子分を積み立てたものでございます。
 建設事業費につきましては、令和2年度から3か年事業で実施している富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の3年目、令和4年度の進捗率54.3パーセントに対応する工事請負費及び設計施工監理業務委託料を支出したものでございます。
 次に、下段のごみ総排出量及び年度末人口の表でございますが、こちらは歳出合計から基金積立金、普通建設事業費、災害復旧事業費を除いた金額を、ごみの排出量及び年度末人口でそれぞれ割ったものでございます。
 次に、12ページをご覧ください。
 ごみ焼却施設等の運転管理委託費について、それぞれ施設の委託先ごとに令和元年度から令和4年度までの経年変化を表したものでございます。こちらは5つのごみ処理施設に係るものですが、令和4年度の支出済額は9億340万8,000円となり、前年度に比べ2,523万8,400円の増となっております。これは労務単価の上昇が主な要因でございます。
 次に、13ページをご覧ください。
 焼却灰等の搬出先別の処理委託料につきまして、搬出量、単価及び委託金額の一覧となっております。
 次に、14ページをご覧ください。
 令和元年度から令和4年度までの最終処分委託単価の推移となっております。
 次に、15ページをご覧ください。
 ダイオキシン類調査結果一覧表でございます。令和4年度に実施いたしました測定におきましても、富士見環境センター及び新座環境センターともに、排ガス等、全てにおいて国や組合が定める基準以下の数値となっております。
 次に、16ページ、17ページをご覧ください。
 有価物売却代金の推移となっております。令和4年度の有価物の売却代金ですが、有価物を扱う市場が好転したことから、スチール、アルミなどの金属類やペットボトルの売却単価が大きく上がったため、歳入金額が大幅に増額いたしまして、前年度に比べ9,719万3,052円の増、率にして109パーセントの増となってございます。
 次に、18ページをご覧ください。
 こちらは構成市からの報告データを基にまとめたものでございますが、一定量以上のごみを排出している多量排出認定事業所につきまして、それぞれ構成市ごとに可燃ごみ搬入量の多い順に一覧表にしたものでございます。
 説明につきましては以上でございます。どうぞご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(滝本恭雪) お疲れさまでございました。
 それでは、早速質疑に入りたいと思います。歳入と歳出を分けて質疑を進めたいと思います。なお、質疑は一問一答形式でお願いいたします。質疑が終了いたしましたら、認定についての採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(滝本恭雪) それでは、歳入についての質疑を受け付けます。質疑がありましたらお願いいたします。いかがでしょうか。
 阿部委員。
○委員(阿部竜一) すみません、何点かお聞きします。
 昨年も聞いたんですけれども、分担金、負担金、各市の負担金、今年度は14パーセントの増ということで、昨年度よりはちょっと抑えられたのかなというのがあるんですけれども、昨年度は工事の関係で経費が上がったというお話を聞きましたけれども、これは2、3、4年度でやるということだったので、それも工事の分も含めて今年度14パーセント上がったという理解でよろしいのでしょうか。
 あと、いろいろ労務費とかそんなのも上がっているので、そんな関係もちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(滝本恭雪) 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 構成市の負担金のほうが昨年度と比べて増額している理由についてということでご質問いただきましたので、答弁させていただきたいと思います。
 令和4年度につきましては、委員おっしゃいましたとおり、まだ基幹的設備改良工事の最終年度ということでございますので、一番3か年では負担の大きい年度というふうになっているところがまず一点ございます。
 それと、光熱水費、こちらのほうが大分上がってまいりましたので、そういったことも関連いたしまして、構成市の負担金のほうが上がっているというような状況になってございます。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 そうしますと、これはまた毎年度上がっていくというような状況もあるかと思うんですけれども、有価物もいい値段で売却できているというのもあるので、その辺も加味しながら、ちょっと抑えられるところは抑えていただければなというふうには思いますけれども、その辺どうでしょうか。
○委員長(滝本恭雪) 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 今のご質問ですけれども、実はもう令和5年度に今入っているわけでございますけれども、やはり電気代のほうが、令和4年度から令和5年度に関して非常に上がり、また、基幹的設備改良工事につきましては、令和4年度で終了したのですけれども、電気代のほうがまだ令和5年度の当初予算の時点ではぐんと調整単価のほうがアップしている時期でございました。
 また、先ほどもお話しさせていただいたのですけれども、基幹的設備改良工事は完了したのですが、その後の延命化修繕ということで、新座センターのほうは延命化の部分ということで、今後も懸案事項の設備を修繕していくという状況がございますので、若干まだ構成市の負担金としては上昇傾向ということでは考えてございますけれども、当然のことながら構成市の負担金も厳しい財政状況の中で運営しているということは組合としても十分認識しておりますので、そういったことを踏まえながら、構成市と調整を今後もしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございました。
 もう一点お聞きします。
 一般廃棄物処理フローの1ページのところで、磁性物、鉄が35トン有価物として出てきている。これは焼却灰の中から35トンは出てきているわけですか。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本でございます。
 ただいまの阿部委員の質問にお答えいたします。
 磁性物の35トンでございますが、委員おっしゃるとおり焼却灰の中から出てくる磁性物となります。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 焼却灰の中から35トンも鉄が出てくるということは、すごい可燃物の中にやはりいろいろ不燃物も交じって入ってくるということなのかなというふうには思うんですけれども、昨年も私お聞きしましたけれども、他市で金とか銀が出てきたということで、3,700万円ぐらいの売却益が出たということで、こちらで検討してもらえないかというお話を昨年もさせていただいたんですけれども、その検討についてはどうでしょうか、お聞きします。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 ただいまのご質問にお答えいたします。
 昨年も同じような質問でご回答させていただいたんですが、やはりそのような選別する機械を入れなければなりませんので、やはりその費用というのがどれぐらいかかるかというのがございます。
 先ほど阿部総務課長も申し上げましたが、今後新座のほうも延命化ということで、やはりまだ修繕費等増大することが鑑みられますので、まだ当組合としては早急にそのような施設を入れるということは、費用対効果の面からは考えづらいかなと認識しております。
 以上です。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 費用対効果を見ながらね。3,700万円も金とか銀が入っている、何かちょっともったいないかなというふうに思いますので、またこれちょっと検討していただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。ありがとうございました。
○委員長(滝本恭雪) ほかにいかがでしょうか。
 深瀬副委員長。
○委員(深瀬優子) よろしくお願いいたします。
 先ほどのご説明でも有価物の売却単価が上がったということで、諸収入が大幅に上がっているような4年度ですけれども、そうしたところ、やはりごみの集積所からの持ち去りが、歳入のところでお聞きいたしますが、今こういった対策を私も目にするところもありますので、ごみの持ち去り対策はどのように取り組まれたか、お伺いいたします。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。
 深瀬副委員長のご質問にお答えいたします。
 ただいまのごみ持ち去りの件につきましてでございますが、ごみの収集は基本的には構成市の事業となりますので、当組合といたしましても、そのような事例がお電話等であれば、構成市のほうにもお伝えをいたします。構成市のほうで考えていただいて、持ち去りに関しては構成市のほうで手を打っていただくという形になります。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますでしょうか。
 では、副委員長、委員長を交代してもらえますか。
○副委員長(深瀬優子) では、議事進行を交代させていただきます。
 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 一点だけお聞きをいたします。
 決算資料の8ページの雑入の中の公衆電話の使用料200円ということで、小さい金額ではあるんですが、これたしか毎年度掲載されてはいるとは思うんですが、今携帯電話の発達で公衆電話の必要性というか、その状況についてちょっとお聞きをしたいと思います。
○副委員長(深瀬優子) 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 公衆電話の関係ということでご質問いただきましたので、答弁させていただきます。
 この公衆電話の関係ということで、場所については環境センターのちょうど入り口のところを入ってすぐ左側にある公衆電話で1台ということで設置している状況でございます。これは平成10年頃から設置している、施設設備設置当初からではなくて途中からということで入れさせていただいているものだというふうに伺っております。
 これは、市民の方が環境センターに直接粗大ごみを搬入する場合なのですけれども、本来ですと事前に構成市の環境担当課、または粗大ごみ受付センター、こちらのほうに申込みが必要となります。その申込みをしていただいた後、搬入先である環境センターのほうへ持ち込んでいただくと、こういう流れになっているのですけれども、中には携帯電話を持たない方が事前申込みをしないままこちらのほうに直接来てしまうという方がおられるということで設置をして、そこで、その場で、予約の電話をして搬入するということで、その目的でということになっております。
 委員おっしゃるとおり、近年大分収入のほうが携帯電話の普及とともに下がっているという状況がございますけれども、一つは、災害時に携帯電話がつながりづらかったと、そういったときにもつながって電話をすることができたというふうな部分もございまして、携帯電話の普及とともに用途としては減ってきてはいるのですが、現在そういったこと、災害時の状況などを考慮しながら、撤去のほうは今のところ見送っていると、このような状況でございます。
 以上でございます。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。
 では、交代いたします。
○委員長(滝本恭雪) ほかにいかがでしょうか。
〔発言する者なし〕
○委員長(滝本恭雪) ないようでしたら、歳入についての質疑はこれで終了いたします。
 続いて、歳出についての質疑を受け付けたいと思います。
 では、質疑がありましたらお願いいたします。
 助川委員。
○委員(助川 昇) 11ページからお伺いします。
 維持補修費の説明のところで、表の上から3番目の維持補修費のところで、先ほども話出ましたけれども、施設の延命化といったことをしているというお話でしたが、その延命化について、具体的にどのようなことをされているのかというところでお話ししていただきたいです。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。
 ただいまの助川委員の質問にお答えいたします。
 延命化の具体的な方策ということですが、主要な機器を毎年定期的に交換をしているという形になります。今後に関しましても、延命化ということですので、令和20年度まで富士見環境センター、新座環境センター、両方使用していき、今後のことを令和8年度の一般基本計画のほうで道筋を示したいと思っておりますので、それまでは同じように主要な機器を交換しながら延命化を図るという形になります。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 助川委員。
○委員(助川 昇) なかなか延命化といっても、いろいろなところが壊れて、一つの機器を交換すればいいというわけではなくなってくるのかな、大規模な修繕とかそういったものも必要になるのかなとは思いますけれども、そこの部分に関しては引き続きいろいろとご努力をして頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますか。
 阿部委員。
○委員(阿部竜一) では、すみません、ここも何点かお聞きします。
 資料の1ページ、フローのところで、集じん灰、焼却灰の最終処分先ということで何社かありますけれども、これは前に議会で伺ったときに、分散して、何かこの会社に何かあると、持っていく先がなくなるので分散してということでお話を伺っていましたけれども、焼却灰のほうは何社か分散して、埋立ても資源化も何社かあるんですけれども、この集じん灰のほうの資源化の先が1社しかないんですけれども、今後これ増やしていくとか、これ1社、なぜですか、よく分からないですけれども、その辺お聞かせいただければと思います。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本です。
 ただいまの阿部委員の質問にお答えをいたします。
 集じん灰の資源化できる業者、搬出先が1社というところですが、こちら資源化と埋立てに関しましては、こちらのほうに関しては、集じん灰のほうに関してはなかなか資源化できる業者が見つからないということで、申し訳ないですが、今の段階では1社という形になっております。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。ないんですね。分かりました。
 何か埋立てという方法もあるのかなというふうに思いますが、そういうので対応できるのかなというふうに思いますけれども、最終的には率のほうも平成30年あたりから比べると、今60パーセントの後半ぐらいの数値なのかなというふうに、これ数値の目標はないというお話だったですけれども、今後これ増えていくような感じなんでしょうか。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本です。
 ただいまの阿部委員の質問にお答えをいたします。
 今委員がおっしゃいましたとおり、特に目標という数値を定めているわけではございませんので、今後に関して増えていくか現状維持のままなのかというのは見込めない状況でございます。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) ありがとうございます。
 増えていっていただければというふうに思いますので、その辺ちょっとお取組よろしくお願いいたします。
 あともう一点、5ページの一番下の令和4年度再商品化業務委託料589万幾らというのがあるんですけれども、これ昨年の資料を見ますと百何万なんですけれども、これだけちょっと倍以上上がっているということは何か理由があるんでしょうか。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本でございます。
 ただいまの阿部委員の質問にお答えいたします。
 委員おっしゃるとおり、再商品化業務委託料でございますが、令和4年の決算額が589万9,627円、前年度より441万1,198円の大幅増になっております。こちらですが、容器包装リサイクル法では、対象品目の製造業者となった事業者、事業者負担で再商品化が義務づけられております。小規模事業者分は市町村負担となっておりますので、本組合では独自ルートで再商品化することで経費節減のほうを図っているところです。
 この大幅増となった要因ですが、容器包装外プラスチックにつきまして、令和3年度までは廃棄物処理委託料として計上しておりました。その委託料として計上時も再商品化事業者に搬出はしていたんですが、プラスチック資源循環促進法が施行されたことにより、容器包装外プラスチックのリサイクルが明確となったため、令和4年度より再商品化業務委託料として計上させていただいたという形になります。ですので、ここの部分が大幅増となっております。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 阿部委員。
○委員(阿部竜一) 分かりました。ありがとうございます。
 質問は以上です。ありがとうございました。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますでしょうか。
 深瀬副委員長。
○委員(深瀬優子) それでは、歳入歳出決算の主な施策の成果説明書及び説明資料のほうからお尋ねいたします。
 ページ数、4ページのところの衛生費のご説明の内容の中で、電力代が上がっている中でありますけれども、真ん中のところで、電力の調達や委託業務の発注に当たっては、競争原理の導入や長期継続契約の活用により経費削減を図っておりますとご説明いただいております。この詳細につきまして、令和4年度の取組をお伺いしたいと思います。
○委員長(滝本恭雪) 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 電気代の関係でということで長期継続契約等で図ってということなのですけれども、実は2、3、4年度ですか、長期継続の関係については、既に4年度で最終ということで終わっている現状でございます。
 その中で割引等していただいていたのですけれども、今令和5年度になっておりますが、令和5年度についてはもうそういった割引等はしていただけないというような状況ではございますけれども、そういったことで、長期継続でそういう電気代の割引等受けながら運用を図っていたのですけれども、現在はもうそういったところはないような状況になり、電気代の高騰もあるという状況になっておりますので、令和4年度まではそういったことで長期継続契約を図ることによって割引等を受けていたところではあるのですけれども、もうそういったことがないというような状況になっております。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますでしょうか。
 岩下委員。
○委員(岩下 隆) 資料2、3、4、全体的に関わる質問でございますが、昨年もSDGs、脱炭素に向けて、やはりリサイクル率を上げていかないと、15年、10年先を見据えたときに非常に負担が上がってくるのではないかというご指摘がありました。
 このリサイクル率が実際決算締めて上がってきているのかなと、その辺と、今後このちょうど売却の部分が増えたりとか、あと土地の売却収入があったりとかして、その部分で収支的には金額があがったのかなというふうに見たんですけれども、今後については、やはり対応としては、各市、リサイクル率を上げていくという考えが最も優先的に考えられる、今回の決算を踏まえても、そういう対策が一番全体的には有効なのかなというふうに考えますが、その辺はいかがなんでしょうか。
 推移と考え方です。よろしくお願いいたします。
○委員長(滝本恭雪) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長の瀬本です。
 ただいまの岩下委員の質問にお答えいたします。
 まず、リサイクル率についてでございますが、これが上がっていくということはやはり喜ばしいことだと思います。当組合といたしましても、当然リサイクルプラントを備えておりますので、リサイクル率に関しては上昇を続けていきたいと思っております。
 ただ、このリサイクル率でございますが、あくまで構成市民方々が出していただいたリサイクルできるプラスチックですとかペットボトル、缶、瓶、こちらの搬入量に対して、回収できるプラスチックとして外へ出せるという形になりますので、このプラスチックに関しまして市民の方々にお願いしておりますが、当然中身がないもの、きれいなものということで出していただく形になるんですが、やはりなかなかそれが守られていないプラスチックが入ってくる場合がございます。そうすると当然その分は回収できない、可燃ごみのほうになってしまいますので、こちらのほう、プラスチック分別施設から結構可燃ごみとか不燃ごみとか増えてしまっているんです。
 総量に対してこういうものが出てきてしまうと、リサイクル率という観点では、プラスチックとしてはうちのほうへ入ってきたと認識はしておりますので、ただ、実際出すときにはそれが可燃ごみ、不燃ごみのほうへ回ってしまいますので、プラスチックとしては処理されないという形になってしまうので、リサイクル率としては下がるのかなというふうには感じているんですが、あくまできちんときれいなものにして出していただければ、うちのほうは100パーセントリサイクルするという形でやっておりますので、そこを市民の方々がきれいな状態で出してくれればプラスチックに関してはリサイクル率は100パーセントにもちろんなるのかなというふうには感じております。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) 岩下委員。
○委員(岩下 隆) ありがとうございます。
 そうすると、当市でもよく地域の市民の方から、例えばお弁当のトレーとかをどこまで洗えばいいのと、非常に几帳面な方は洗剤を使って洗う方もいらして、それを市内の業者さんとかに聞きますと、もうちゃっとでいいのでちゃっとやらないと、逆に洗剤とか汚物をまた下水に流すことになってしまうので、これも環境によろしくないと。
 ですから、もうすぐ取れる行動としては、各市の方々、その何か洗い方とか、今おっしゃった、せっかく回収しても結局リサイクルに回らなくなってしまうものを減らすために、何かそういった分かりやすい簡単な方法とかをちょっと啓発というか、それは要望としてちょっとお願いいたします。それが分かればありがたいなということです。
 すみません、よろしくお願いいたします。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますか。
 熊谷委員。
○委員(熊谷 麗) 熊谷です。よろしくお願いいたします。
 こちらの歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料の4ページをお願いいたします。
 4ページの中段というか下段でしょうか、修繕費の支出状況のところでお伺いいたします。
 こちらの修繕費の請負業者名のところを見ますと、結構都内の会社ですとかそういったところを多く拝見するんですが、この請負業者の選定というか、そういったものというのはどのようになっているのかお伺いできますか。
○委員長(滝本恭雪) 総務課長。
○総務課長(阿部武幸) 総務課長の阿部でございます。
 選定の業者につきましては、指名登録名簿というものがありますけれども、その中で業者の選定はされているという状況でございます。
○委員長(滝本恭雪) 常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多です。
 こちらに載っている修繕費については、各施設の修繕、オーバーホールとなりますので、オーバーホール等についてはプラントメーカー、当初建てたプラントメーカーが関わっておりますので、その業者に対して1者随意契約での契約がほとんどでございます。やはり焼却施設は特殊な施設でございますので、技術とかそういったものを、プラントメーカーでないとできない場合がほとんどでございますので、1者としているということでございます。
 以上でございます。
○委員長(滝本恭雪) ほかにございますか。
 では、副委員長、交代していただけますか。
○副委員長(深瀬優子) 進行を交代いたします。
 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 決算書の13ページ、塵芥処理費からなんですけれども、この中の16ページ、一問一答ですよね、車椅子用昇降機保守点検業務委託料6万500円ということで、令和4年度の利用状況、もしできれば遡ってここ数年の利用状況が分かればお聞きしたいのと、あと、何年頃にできたものなのかをお聞きしたいと思います。
 以上です。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 ただいまの滝本委員長の質問にお答えいたします。
 こちらの車椅子用昇降機でございますが、まず、できたのが平成13年になります。こちらのほう、見学者用の方のために車椅子の方が来られた場合に使っておるものになるんですが、近年の使用実績という形になりますと、見学自体が今年から再開されたということもあるんですが、近年の使用実績に関してはゼロ件という形になっております。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) ありがとうございます。
 ゼロ件ということで、今後そういった車椅子を利用される方のための用意というか準備という部分では必要なものなのかなとは思いますけれども、そういったことで業務委託料を毎年6万500円発生しているわけなんですけれども、今後の利用状況だからということになるとは思うんですけれども、今いろいろなコストパフォーマンス的な性能のいい車椅子というか、そういった昇降機もあるようなので、ぜひそれ工夫しながら、改善できるようであれば改善していただければなというふうに、これは要望ですけれども、お話ししたいと思います。
 次に、2点目なんですけれども、使用料及び賃借料のAEDの借上料なんですけれども、今建物の中に何か所配置されているのか、また、使用実績があるのか、その点を確認させてください。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 ただいまの滝本委員長の質問にお答えいたします。
 AEDの設置状況でございますが、こちらの富士見環境センターに1台、新座の環境センターに1台、組合として計2台設置をしてございます。
 使用状況でございますが、新座センターで1回使用したことがございます。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) ただいま新座で使用されたということでしたけれども、具体的に中身が分かればお聞きしたいと思います。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 ただいまの滝本委員長の質問にお答えいたします。
 新座での使用実績でございますが、委託をしているシルバー人材センターの方が気を失って倒れてしまったことがございまして、そのときに使用しております。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。ありがとうございます。
 近年、このAEDに関して、女性に対してAEDを使用する場合に、プライバシー保護ができないということで、今それぞれの行政区でも取組というか導入しているようなんですけれども、AEDシート、三角巾をAEDに備えつけるというところも増えているようなので、ぜひその点も考慮してご配慮していただければと、これは要望で結構です。
 ありがとうございます。
 次に、3点目なんですが、ちょっと前のページに戻ります。14ページの需用費です。
 この中で、不用額4,638万何がしということで、これ説明の中では光熱水費が見込みより少なくなったということなんですけれども、これは例年と比較して令和4年度は多く見過ぎたのか、それとも電気、水道、下水道の分類で何が少なかったのか、確認をさせていただきたいと思います。
 以上です。
○副委員長(深瀬優子) 常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多でございます。
 ただいまのご質問で、不用額が出た理由でございますけれども、電気料金でございます。こちらにつきましては、電気料金の価格に反映される燃料費調整単価が、令和4年4月にはマイナス0.52円であったのに対しまして、毎月その後値上がりし続けまして、令和4年12月には11.51円となりました。そのことから、当初予算ではちょっと足りなくなってしまうということで、昨年の12月議会におきまして光熱水費の増額の補正をお願いいたしました。その後、燃料費調整単価が令和5年1月には12.54円となり、そこでピークを迎えた後、その後は国の激変緩和措置などがあったため、燃料費調整額がその後下がり続けました。その結果、4,610万円ほどの不用額が発生したというところでございます。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。ありがとうございます。
 その下の委託料、区分12、ここも5,177万何がしということで、これについても廃棄物処理業務委託料が当初よりも少なかったということで、これについても何か予定していた業務に変化があったのか、金額がちょっと大きいというふうに見たので質問させていただきました。お願いいたします。
○副委員長(深瀬優子) 常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多です。
 ただいまのご質問に関しましては、委託料の主な不用額5,177万円ほどの要因といたしましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴う外部処理業務委託料が当初の見込みを下回ることから、昨年の12月定例会、こちらも減額補正をしたところでございますが、当初予算時点におけるごみの搬入量の見込みを8万6,420トンを大きく下回ったため、こちらがマイナス3,353トンとなったことから、可燃ごみ搬入量が減少いたしまして、廃棄物処理の業務委託料に不用額が生じたものでございます。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) すみません、もう一度ご説明をお願いいたします。もうちょっと分かりやすく、すみません。
○副委員長(深瀬優子) 常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多でございます。
 基幹改良工事に伴う外部処理業務委託料、外に、他市とか民間業者に外部処理委託業務をお願いしていたんですけれども、当初の見込みのごみの搬入量が減ったため、外部処理委託する量がかなり減りまして、こちらも12月議会で減額補正をお願いしたところなんですけれども、さらにその後も減り続けまして、結果的に不用額が発生したというところでございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。ありがとうございます。
 それと、最後に、これは委員会資料の中の1番目、一般廃棄物処理フローの中の可燃ごみ、粗大・不燃ごみに係るかと思うんですけれども、すみません、医療系の廃棄物についてちょっとお聞きしたいんですけれども、家庭から出る一般廃棄物ということで、各それぞれ自治体によって異なっているというふうな理解でいるんですけれども、今志木地区衛生組合としては、一応3市統一された取組というふうに理解してよろしいでしょうか。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 委員長おっしゃるとおり、3市で統一しておりますので、医療系廃棄物に関しては基本的には組合では受け入れはしておりません。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。ありがとうございます。
 針つきの注射器とか点滴針とか、医療機関などや訪問医、訪問看護師へ返却ということで、針がない注射筒とかカテーテル、あと針以外の輸液などについては可燃ごみということでやっているようなところもあるようなんですけれども、あとガラス製の点滴ボトルは不燃ごみということで、こういったものなんかも割ときちんと守られているという理解でよろしいでしょうか。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 輸液パックとか針がついているものと分けていただければ出していただくことは可能でございます。ただ、実際あったのですが、輸液パックとチューブ、針がついたまま出されてしまっているものがございます。この辺はちょっと周知がまだ足りていないのかなと思うんですが、針がついていないものであれば、恐らく輸液パックなんかではプラという表示がしてあるものもあるんです。そちらのほうに関しましては容器包装リサイクル協会にも確認はしたのですが、針とかチューブがちゃんと取り除いているものであれば、プラとして出してくれても構わないということで、こちらのほうは確認をしております。
 ただ、なかなかそれを剥がして分別して出していらっしゃる方というのはいらっしゃらない状態だと思います。こちらに関しては周知が足りていないのかと思いますが、物によってちゃんと分別、針とかが、危険なものが分けているものであれば、構成市としても出してもらうことは問題ないかと思っております。
 以上でございます。
○副委員長(深瀬優子) 滝本委員長。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。ありがとうございます。
 なかなかこちらもやはり仕分けというか、作業上も大変なご苦労をされているかなとは思うんですけれども、じゃ、その辺の周知については、それぞれ各行政区で広報なりPRをしていくということになりますね。確認です。
○副委員長(深瀬優子) 企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
 委員長おっしゃるとおり、収集に関しては構成市の業務となりますので、構成市のほうで周知をしていく形になるかと思います。
 以上でございます。
○委員(滝本恭雪) 分かりました。
○委員長(滝本恭雪) では、進行を交代いたします。
 ほかに質問、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(滝本恭雪) ほかにないようですので、質疑なしと認め、質疑を打ち切りたいと思います。
 では、ただいまから討論を求めます。討論のある方はいらっしゃいますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(滝本恭雪) では、以上で討論を終了いたします。
 それでは、令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、採決を行います。
 第8号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(滝本恭雪) 挙手全員であります。
 よって、令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定するものと決しました。
 それでは、審査報告につきましては、本日の委員会での審査結果を踏まえ、正副委員長の協議の上、取りまとめをさせていただきます。
 以上をもちまして決算審査特別委員会を閉会いたします。
 ご協力ありがとうございました。

午前11時00分 閉会