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志木地区衛生組合

会議録

令和5年第1回志木地区衛生組合議会 会議録

令和5年3月28日(火)

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第2号

 令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。

  令和5年2月24日


                      志木地区衛生組合管理者  星 野 光 弘

                    記

1 日 時   令和5年3月28日(火)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室


○応招・不応招議員
令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会   3月28日(火)

応招議員(18名)
      1番 今 成 優 太 議員      2番 木 村 邦 憲 議員
      3番 熊 谷   麗 議員      4番 田 中 栄 志 議員
      5番 関 野 兼太郎 議員      6番 深 瀬 優 子 議員
      7番 白 井 忠 雄 議員      8番 石 島 陽 子 議員
      9番 助 川   昇 議員     10番 笠 原   進 議員
     11番 鈴 木 芳 宗 議員     12番 滝 本 恭 雪 議員
     13番 阿 部 竜 一 議員     14番 天 田 いづみ 議員
     15番 鈴 木   潔 議員     16番 岩 下   隆 議員
     17番 岡 島 貴 弘 議員     18番 吉 澤 富美夫 議員

不応招議員(なし)

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令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会

令和5年3月28日(火曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 議長報告
 日程第 1 議席の指定
 日程第 2 会議録署名議員の指名
 日程第 3 会期の決定
 日程第 4 副議長選挙
 日程第 5 管理者の行政報告
 日程第 6 第 1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
 日程第 7 第 2号議案 志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定
              について
 日程第 8 第 3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定について
 日程第 9 第 4号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)
 日程第10 第 5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
 日程第11 議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定に
              ついて
 閉  会

 

○出席議員(18名)
       1番 今 成 優 太 議員
       2番 木 村 邦 憲 議員
       3番 熊 谷   麗 議員
       4番 田 中 栄 志 議員
       5番 関 野 兼太郎 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       7番 白 井 忠 雄 議員
       8番 石 島 陽 子 議員
       9番 助 川   昇 議員
      10番 笠 原   進 議員
      11番 鈴 木 芳 宗 議員
      12番 滝 本 恭 雪 議員
      13番 阿 部 竜 一 議員
      14番 天 田 いづみ 議員
      15番 鈴 木   潔 議員
      16番 岩 下   隆 議員
      17番 岡 島 貴 弘 議員
      18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 星 野 光 弘
副管理者 並 木   傑
副管理者 香 川 武 文
常任副管理者 山 崎   仁
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 佐々木 恵 司
事務局長 本 多 忠 嗣
総務課長 阿 部 武 幸
企画業務課長 瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時55分 開 会

◎議長挨拶
○議長(白井忠雄) 皆様、おはようございます。
 定刻前ではございますが、皆様おそろいでございますので、ただいまより開会をさせていただきます。
 開会に先立ちまして、富士見市議会において組合議員の改選が行われましたのでご報告いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(白井忠雄) それでは、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員会委員長、滝本恭雪議員。
○議会運営委員会委員長(滝本恭雪) おはようございます。
 令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、議席の指定から、日程第10、第5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算までということで決定をいたしました。また、日程第10、第5号議案が終了した後に、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるため、議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議員提案により日程に追加することといたしました。
 なお、先般、国の新型コロナウイルス感染対策に係るマスク着用の考え方が見直され、マスク着用を個人の判断に委ねることを基本とする国の指針が、令和5年3月13日から適用されていることを踏まえ、本組合議会におけるマスク着用についてもこれに準じることとし、個人の判断に委ねることを基本として運用していくことを決定いたしました。
 以上、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきました。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(白井忠雄) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎新議員の紹介
○議長(白井忠雄) ここで、新議員の紹介を行います。
 富士見市議会におきまして、新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
 田中栄志議員、お願いいたします。
○4番(田中栄志) 皆様、おはようございます。
 本日から、富士見市議会の田中栄志、志木地区衛生組合議員としてよろしくお願いいたします。
○議長(白井忠雄) 以上をもちまして、新議員の紹介を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(白井忠雄) ただいまの出席議員は18名です。よって、議会は成立いたしましたので、令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(白井忠雄) ここで、ご報告申し上げます。
 監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議席の指定
○議長(白井忠雄) 日程第1、議席の指定を行います。
 新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定をいたします。
 4番、田中栄志議員、以上のとおり議席を指定いたします。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(白井忠雄) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
  14番 天 田 いづみ 議員
  15番 鈴 木   潔 議員
  16番 岩 下   隆 議員
 以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(白井忠雄) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎副議長選挙
○議長(白井忠雄) 日程第4、副議長選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議長において指名することに決定いたしました。
 副議長に、4番、田中栄志議員を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました4番、田中栄志議員を副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、4番、田中栄志議員が副議長に当選されました。
 会議規則第27条第2項の規定により、告知いたします。
 それでは、新副議長に就任のご挨拶をお願いいたします。
○副議長(田中栄志) 皆様、改めましておはようございます。
 ただいま議長からご指名をいただきました、田中栄志でございます。議員の皆様、そして執行部の皆様と協力しながら議長を支え、適切な議会運営に努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(白井忠雄) ありがとうございました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(白井忠雄) 日程第5、管理者の行政報告を行います。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) おはようございます。
 開会に当たりまして、ご挨拶並びに行政報告をさせていただきます。
 本日は、令和5年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
 初めに、先ほど新たに組合議会副議長にご就任されました、富士見市の田中栄志議長におかれましては、本組合行政進展のため、よろしくご指導、ご協力のほどお願い申し上げます。
 なお、今定例会に提案をしております議案は5件でございます。よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。
 それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の進捗状況について、ご報告を申し上げます。
 前回の定例会でご報告を申し上げましたとおり、1号炉は11月中旬から試運転調整を始めており、1月26日から27日まで性能試験を実施いたしました。この性能試験は、ごみの焼却能力、排ガス中の有害物質の測定、焼却灰及び飛灰中のダイオキシン類等の測定を行ったもので、結果は、全ての項目において性能保証値を満たしておりました。
 また、共通設備におきましては、1月14日から15日まで建築動力主幹盤等の一部電気盤の更新を実施し、1号炉性能試験と同日に騒音、振動等の総合性能試験を実施いたしました。
 その後、3月9日に構成市合同の完成検査を行い、3月27日に引渡しを受けております。この工事により、省エネルギー機器を積極的に導入し、実証試験では工事前と比較し、二酸化炭素排出量、33.8パーセントの削減を実現しました。
 なお、基幹的設備改良工事期間中は、大型重機の設置による動線の規制や混雑などに伴う事故防止のため、家庭系ごみの受入れ件数に制限を設けておりましたが、工事の進捗に伴い1月30日より受入れ制限は解除いたしました。
 次に、リプラ祭の開催についてご報告申し上げます。リプラ祭につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止により、令和元年度から開催を中止しておりましたが、今年度は規模を縮小して3月4日及び5日の午後に開催をいたしました。
 以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(白井忠雄) 以上で行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、採決
○議長(白井忠雄) 日程第6、第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてを議題といたします。
 ここで、事務局長の退席を求めます。
〔事務局長 本多忠嗣 退席〕
○議長(白井忠雄) 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてご説明申し上げます。
 本案は、常任副管理者、山崎仁が令和5年3月31日付で退職することに伴い、後任として本多忠嗣を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第8条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 申し上げますが、第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、討論を省略いたします。
 第1号議案の採決を求めます。
 第1号議案を原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
 事務局長の復席を求めます。
〔事務局長 本多忠嗣 復席〕
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第7、第2号議案 志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第2号議案 志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例を制定したいので、同法第108条の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第2号議案 志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 お配りいたしました資料1、志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の概要をご覧ください。
 初めに、制定の概要でございますが、令和3年5月19日に公布されました、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による、改正後の個人情報の保護に関する法律が、令和5年4月1日から施行されることに伴いまして、志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例を新たに制定するものでございます。
 志木地区衛生組合では、個人情報を活用した業務はございませんが、法律により地方公共団体の責務が明示されたことから、当該条例の制定を行うものです。
 次に、主な条文の内容を申し上げます。
 初めに、第1条、趣旨についてですが、この条例が個人情報の保護に関する法律の施行条例として、その施行に関し条例に委任を受けている事項及び運用上の細則等、必要な事項について定める旨を規定するものです。
 次に、第3条、開示請求に係る手数料についてでございますが、手数料は無料といたしますが、写しの作成及び送付に要する費用については、開示請求者に負担を求める規定でございます。
 次に、第4条、開示決定等の期限についてでございますが、法の規定では、開示請求があった日から原則30日以内と定められております。この期間については、条例で短縮することが可能であるため、組合といたしましては、これまでの運用と差異が生じないよう、志木地区衛生組合情報公開条例の規定と同様に、14日以内と定めるものでございます。また、第2項に規定する期限の延長については、法の規定と同じ30日以内に限り延長することとし、開示決定等の期限について、第1項の期限との合計により、最大で44日間とすることができるよう規定するものでございます。
 次に、第6条及び7条の規定は、訂正決定等及び利用停止決定等の期限についてでございますが、開示決定等の期限と同様の日数、期限について定めたものでございます。
 なお、本条例の施行日は、附則におきまして令和5年4月1日としてございます。
 説明は以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第2号議案 志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
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◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第8、第3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定についてを議題といたします。
 議題の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定についてご説明を申し上げます。
 本案は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例を制定したいので、同法第105条の規定により、この案を提出するものでございます。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 お配りしました資料2、志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の概要をご覧ください。
 初めに、制定の概要でございますが、志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定に伴い、個人情報の開示請求、訂正請求、または利用停止請求に対する決定等について審査請求があった場合、個人情報の保護に関する法律第105条の規定により、志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例を新たに制定するものです。
 次に、主な条文の内容を申し上げます。
 初めに、第1条、趣旨についてですが、この条例が個人情報保護審査会の設置及び組織並びに調査審議の手続など、必要な事項について定める旨を規定するものです。
 次に、第2条、設置についてですが、個人情報の保護に関する法律第105条第1項の規定による開示決定、訂正決定、利用停止決定等、または開示請求、訂正請求、もしくは利用停止請求に係る不作為について審査請求があった際に、諮問に応じ調査審議するための審査会を設置することを規定するものです。
 次に、第3条から第6条につきましては、組織については、審査会は委員3人をもって組織することを規定し、委員については有識者に委嘱し、審査会は常設ではなく事件ごとに設置すること、また、守秘義務について規定し、会議については、個人情報の内容の調査審議となりますことから、非公開とすることを規定するものです。
 次に、第7条、定義についてでございますが、諮問実施機関及び保有個人情報の定義を規定するものでございます。
 次に、第8条、審査会の調査権限についてですが、諮問実施機関に保有個人情報の提示を求めることができ、保有個人情報に含まれている内容を審査会の指定する方法により資料を作成し、提出するよう求めることができることを規定するものです。
 次に、第9条、委員による調査手続についてですが、必要があると認めるときは、指名する委員に、提示された保有個人情報を閲覧させることができることを規定するものです。
 次に、第10条、提出資料の写しの送付などについてですが、審査会は、諮問実施機関から提出された資料、または審査関係人から主張書面等が提出されたときは、提出した審査請求人等以外の審査請求人等に送付することを規定するものです。
 なお、附則第1項におきましては、本条例は令和5年4月1日から施行することとしております。
 附則第2項におきまして、委員報酬を規定するため、志木地区衛生組合監査委員、公平委員及び行政不服審査会委員の報酬及び費用弁償に関する条例を改正し、報酬額は行政不服審査委員と同額の日額6,000円とするものです。
 説明は以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) すみません、1点お伺いさせていただきます。
 個人情報保護審査会委員の構成についてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
○議長(白井忠雄) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 今、構成市と調整をしてございまして、それぞれの構成市の個人情報保護審査会の委員さんに1名ずつ、その都度必要があれば来ていただくということを想定して、調整をしているところでございます。
○議長(白井忠雄) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第4号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第9、第4号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第4号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,980万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億6,064万4,000円とするもので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第4号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、資料3をお願いいたします。
 令和4年度予算の歳入歳出総額は、59億6,064万4,000円となり、補正前と比べ3億7,980万円の増となっています。
 2の歳入の概要をご覧ください。
 組合債の一般廃棄物処理事業債につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良事業の一般財源部分において、令和4年度埼玉県ふるさと創造貸付金の借入れが確定したことに伴い、3億7,980万円増額補正するものです。
 3の歳出の内容をご覧ください。
 借入れに伴い財源振替を行い、財政調整基金積立金を3億7,980万円増額補正するものです。この結果、補正後の財政調整基金残高は、10億9,236万6,000円となるものです。
 なお、財政調整基金につきましては、組合においては突発的な故障や災害が発生した場合の対応という位置づけを考慮しながら、構成市と調整を図っております。
 説明につきましては以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより、議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第4号議案、令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第5号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第10、第5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
 本予算は、歳入歳出それぞれ35億9,336万5,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、資料4、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算概要をお願いいたします。
 初めに、1の予算規模ですが、令和5年度予算の歳入歳出総額は、35億9,336万5,000円となり、前年度と比べ17億4,322万8,000円の減、率にして32.7パーセントの減となっております。
 前年度と比べ減額となった主な要因は、令和2年度から令和4年度までの3か年をかけて実施した、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事が完了したことから、工事請負費が前年度と比べて24億1,928万4,000円減の、4,847万6,000円となることなどによるものです。
 一方で、増額の要因として、電気料金については燃料費調整額等が大幅に増加していることなどから、前年度と比べ4億5,349万2,000円の増と見込んだこと、また、運転管理業務委託料についても、運転日数の増加及び労務単価の上昇などにより、前年度と比べて1億2,191万6,000円の増と見込んだこと、また、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の完了に伴い、新座環境センターの敷地に係る清算金として1億2,714万9,000円を計上したこと、さらに、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良事業債の元利償還が始まったことなどにより、前年度と比べて1億4,902万4,000円の増としたことなどから、減額要因に比べて総額の減少額が縮小されております。
 次に、2のごみの搬入量見込みと処理経費でございますが、令和5年度のごみの総搬入量は8万6,570トンと見込み、前年度比150トンの増、率にして0.17パーセントの増を見込んでいます。うち、家庭系ごみについては、新型コロナウイルス感染症の影響から、令和2年度には増加しましたが、令和3年度、4年度と減少傾向にあることから、前年度比1,450トン減の6万8,740トンと見込み、一方、事業系ごみについては、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度には大きく減少しましたが、令和3年度には微増したことと、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の期間中、民間での処理をお願いしていたららぽーと富士見の可燃ごみについて、従前の受入れに戻すことなどから、前年度比1,600トン増の1万7,830トンと見込んでおります。
 また、1トン当たりの処理経費については、その算出において工事請負費を算入しないことから、光熱水費や運転管理委託料の増加により、前年度比7,893円増の4万948円を見込んでおります。
 次に、3の歳入予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 (1)分担金及び負担金の構成市負担金につきましては、予算総額の減などにより、前年度比1億8,510万9,000円減の25億7,674万9,000円を見込んでおります。
 続きまして、2ページをお願いいたします。
 使用料及び手数料の一般廃棄物処理手数料につきましては、事業系ごみの搬入量を前年度比1,600トン増の1万7,830トンと見込むことから、前年度比1,399万9,000円増の4億227万8,000円を見込んでおります。
 (3)繰入金の財政調整基金繰入金につきましては、財政調整基金の残高を踏まえ、構成市に返還することなどを目的として5億1,256万5,000円を繰り入れることとします。
 (4)諸収入の有価物売却代金は、金属類、スチール・アルミ缶及びペットボトル等の売却実績や市況を踏まえ、前年度比1,297万6,000円増の6,804万8,000円を見込んでおります。
 続きまして、3ページをお願いいたします。
 (5)国庫支出金の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金及び(6)組合債の一般廃棄物処理事業債は、令和4年度で富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事が完了することから、皆減となります。
 次に、4の歳出予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 1、清掃総務費のうち(1)職員給与費につきましては、令和5年度は常任副管理者が事務局長を兼務する年度となることから、職員給与費は、前年度比1,271万8,000円減の6,695万9,000円を見込んでおります。
 次に、2、塵芥処理費の(2)光熱水費のうち電気料金は、燃料費調整額が大幅に増加していることなどを踏まえ、前年度比4億5,349万2,000円増の7億3,106万4,000円を見込み、上下水道料金は、前年度比286万円増の3,655万6,000円を見込んでおります。
 (3)修繕費につきましては、施設の安定稼働と延命化を図るため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東工場、西工場の5施設及び施設共通管理について、定期オーバーホールなど施設の修繕経費として、前年度比8,445万2,000円増の8億685万5,000円を計上しております。
 主な修繕項目としては、富士見環境センターでは、ごみ投入扉の整備やごみクレーンの整備、新座環境センター東工場では、ごみクレーンの整備や灰コンベアの整備、西工場では、ごみ投入扉の更新や自動燃焼・データ処理装置の部分更新などを予定しております。
 なお、修繕の執行に当たっては、公共工事設計労務単価や全国都市清掃会議の積算要領などを使用することで、金額の適正化と透明化を図ってまいります。
 続きまして、4ページをお願いいたします。
 (4)運転管理業務委託料につきましては、施設の適正な運転や維持管理のため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東、西工場の5施設について、運転管理業務委託料として、前年度比1億2,191万6,000円増の10億2,687万円を計上しています。
 増額要因としては、全国都市清掃会議の積算要領に基づく労務単価の上昇によるものです。また、富士見環境センター焼却施設は、基幹的設備改良工事で休炉となる期間は、夜間の人員を通常の半分としていたことや、基幹改良工事により使用薬剤の種類が変更となり、まだ使用実績の蓄積がないことから、最大使用見込量で予算計上した等の影響がございます。
 続きまして、5ページをお願いいたします。
 (5)廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分経費として、前年度比2億6,864万8,000円減の3億5,393万3,000円を計上しています。減額要因といたしましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事が終了したことで、近隣の自治体にお願いしていた可燃ごみの外部処理委託が皆減となったことです。
 焼却灰の主な搬出先は、青森県、秋田県、山形県、宮城県、栃木県、埼玉県などです。
 また、当組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会を形成するため、焼却灰などの再資源化割合を前年度と同様に予算上63パーセントとしております。
 続きまして、6ページをお願いいたします。
 (6)再商品化業務委託料につきましては、令和4年度より容器包装外プラスチックの処理を廃棄物処理業務委託料から再商品化業務委託料に科目変更いたしました。
 (7)将来ごみ処理体制に係る基礎調査業務委託料につきましては、令和8年度に予定しております、一般廃棄物処理基本計画見直しに向け、ごみ処理施設の今後の方向性の検討を行うため、新規事業として847万円を計上しています。
 (8)工事請負費につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設火災対策改造工事に4,659万8,000円、富士見環境センター止水板設置工事に187万8,000円計上しています。
 火災対策につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設において、リチウムイオンバッテリーによる発火が頻発していることから、既存の火災対策設備に追加して、炎検知器、消火散水、防じん散水を設置するものです。
 富士見環境センター止水板設置工事は、平成28年度及び令和元年度に台風による浸水被害があったことを受けて、事務所棟と利彩館のエレベーター機械室周りに止水板を設置できるよう工事を行うものです。
 (9)土地区画整理事業清算金につきましては、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業清算金として1億2,714万9,000円を計上しています。
 (10)公債費につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良事業債及び埼玉県ふるさと創造貸付金の元利償還が始まることから、前年度比1億4,902万4,000円増の2億3,922万4,000円を計上しています。
 続きまして、7ページをお願いいたします。
 5の行財政改革の取組につきましては、(1)粗大ごみ・ビン処理施設火災対策改造工事で4,659万8,000円を計上しております。もともと粗大ごみ・ビン処理施設は、スプレー缶、カセットガス、ライターなどによる火災を想定して、炎検知器や消火散水を設置しており、ここ数年急増しているリチウムイオンバッテリーによる発火にも対応しております。しかしながら、炎検知器の作動回数は、令和4年4月から12月までの9か月間で131件となり、令和4年5月7日には、破砕物搬送コンベアで火災が発生するなど、想定を超える火災の脅威が増加しています。仮に、処理施設が火災により大きく損傷した場合、県内ほか自治体の例によれば、復旧に5億円程度と見込まれることから、火災対策の補強工事を行うものです。
 (2)新座環境センター磁性物の売却につきましては、新座環境センターの焼却灰から取り除いた磁性物、通称、焼鉄と呼んでおりますが、これをそのまま売却するよりも、富士見環境センター粗大ごみ・ビン処理施設で破砕処理し、不燃磁性物として売却することで有価物の価値が上がることから、富士見環境センターから新座環境センターへ、プラスチック残渣を運んだ車両の帰りを利用し、磁性物を富士見環境センターへ運搬することとしました。
 説明は以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) よろしくお願いします。
 常任副管理者から非常に丁寧にご説明いただきましてありがとうございます。
 一番最後の行政改革の取組ということで、焼鉄の売却についてのところ、非常に工夫されて、さすが志木地区衛生組合だなというふうに、今までの皆さん実践を積み上げて、積み上げて、またこうしたことを工夫ができるようになったのかなと思いまして、本当に現状維持にとどまらず、常に業務改善に努めていただいていること、ありがたいなと思わせていただきました。
 質疑に移ります、すみません。
 まず、一番気になったところからお伺いをさせていただきます。
 今、常任からご説明ありました、資料4の予算概要の2ページの(3)財政調整基金繰入金に関わる説明のところなんですけれども、意味合いとしては分かるんですけれども、ここに財政調整基金繰入金は、財政調整基金の残高を踏まえ構成市に返還すること等を目的として5億1,256万5,000円を繰り入れることとしますというご説明がありましたよね。この構成市に返還することって、実際返還するわけではないので、等を目的としてですから言わんとすることはよく分かる気はするんですけれども、ここのこの文章でこういう表現を......ご説明の中でも会議録に残りますので、非常に組合の財政運営を知らない方からすると、誤解を招くかなというふうに非常に心配しております。そういう意味で、改めて常任副管理者から、そのお考えについてお聞かせいただきたいというのが1点です。
 それから、2点目です。今回、議案調査が間に合ってなくてすみません。
 5ページ目の(5)廃棄物処理業務委託料で、焼却灰等の最終処分経費として、前年度比約2億6,000万円減の3億5,000万円程度を計上していますということですよね。私が理解できていないのかもしれないんですけれども、昨年度ですとか一昨年度ですとか、富士見環境センターの焼却については、基幹改良工事、工事を行っているために、通年ベースよりは焼却は少ないんだと思うんですよね。普通に考えると、新年度、令和5年度は、焼却する量は通年ベースに戻る、増えるんだろうというふうに思うんですけれども、最終処分経費は2億6,000万円減で、3億5,000万円を計上していますね、非常に大きな額が減になる理由は何なんだろうというふうに思うんで、そこをご説明いただければと思います。
 それから、6ページ目の(6)再商品化業務委託料のところで、令和4年度より容器包装外プラスチックの処理を、廃棄物処理業務委託料から再商品化業務委託料に科目変更しましたが、令和4年度から科目変更されているんですよね。なのに、丁寧に書いていただいたがために、ちょっとここでの質疑で大変議員としては、もう変更されていたのにここで質疑するというのは、ちょっと私自身もいかがなものかというふうに思うところではありますけれども、科目変更したということの理由についてお伺いをさせていただければと思います。
 以上です。よろしくお願いします。
○議長(白井忠雄) 答弁を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) それでは、ご答弁申し上げます。
 まず、財政調整基金繰入金につきましては、決して、そういう誤解を受けるものではなくて、主たる今回の主なものは、基幹改良工事に関しまして、一般財源で当初予算を組ませていただいた工事費について、年度の終わりに埼玉県ふるさと創造貸付金を借りることができたことにより、財源振替を行って工事を執行してきたというところで、そこの部分については、もともと構成市と借り入れることができたらお返しをするというやり取りをした上で進めてきたものですから、このような表現になったということでご理解を賜りたいと思います。
 続きまして、廃棄物処理委託料につきましては、焼却灰の量につきましては、富士見センターが今までは1炉運転だったところ2炉運転になりますので、富士見センターだけに限って言えば大きくなるんですけれども、逆に工事期間中、近隣の市町村に可燃ごみの処理をお願いしていたさいたま市、ふじみ野市、所沢市、それから成田市にある民間の施設ということでお願いしていた部分が、これが全て工事が終わったことで、富士見環境センターと新座環境センターで処理できることから、その分がなくなったので大きく減となったものでございます。
 それから、再商品化業務委託料に容器包装外プラ、これはもともと令和3年度までは廃棄物処理委託料に載せていたところではございますが、資源プラスチック循環推進法の施行を受けまして、こちらのプラスチックについては廃棄物としての処理という名目ではなくて、あくまでも資源として再商品化をするんだということが法の趣旨になりましたので、組合としてはもともと再商品化をしていたところではございますが、改めて法の趣旨に則って科目変更したというところでございます。
 以上でございます。
○議長(白井忠雄) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) ありがとうございました。最後の科目変更のところはよく分かりました。ありがとうございます。
 それから、私の理解が悪いのかしら、5ページの廃棄物処理業務委託料の減のところなんですけれども、他市への委託料が減ったというのはもちろん分かります。他市へのいわゆる焼却等にかかる委託料が減り、ただ、すみません、焼却灰の最終処分経費も他市への委託に応じて他市にお支払いしていたということなんでしょうか、そういうことだとすれば、私が分かっていなかったので申し訳ないんですけれども、そこをもう一度ご説明いただければというふうに思います。申し訳ございません。
 それから最後に、一番大事だと思うところなんですけれども、今、財政調整基金繰入金の関係ですよね。今、常任からご説明いただいた、100歩譲って今、常任からご説明いただいたようなことが最初に説明があり、この説明資料に書かれているのであればまだしも、書かれているのであれば、構成市とこういうお約束、書くのはいいかどうかというのも別問題ですけれども。ただ、こういうふうに構成市に返還すること等を目的としてとあるのは、やはり私は非常に気になります。
 分かるんですよ、組合議員ですから十分分かるんですけれども、あくまでも構成市に対しては、例年行っているように、支出、あるいは上からの補助ですとかね、そういったものの増減を踏まえて構成市への負担金、当初にお願いしていく負担金で調整していくというものであってということなので、本当にいつも申し上げるように、独立した地方自治法に定められた特別地方公共団体である志木地区衛生組合なのでね、そういったところはやはり、本当に何十年という歴史の中で、今後事業の執行を継続していくということを考えますと、やはり会議録にも残りますし、公文書ですのでそういったところは、答弁はいいですからどうか今後配慮して、その重さに配慮していただけたらとてもありがたいなと思いますので、そこはよろしくお願い申し上げます。
 では、再質問のところだけお願いします。
○議長(白井忠雄) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) ご答弁申し上げます。
 廃棄物処理委託料で、近隣市に、さいたま市、所沢市、ふじみ野市、また成田市の民間施設に出していた部分が減になったと申し上げましたけれども、そちらの処理委託料の中に、焼却灰の最終処分費まで全て含めて、1トン当たり幾らということで契約してございます。
 以上でございます。
○議長(白井忠雄) ほかに質疑ございませんか。
 10番、笠原進議員。
○10番(笠原 進) 1点、質問いたします。
 資料4の2番のごみ搬入量見込みという部分に関わってですけれども、直接ここにないので、私、今大きな仕事を、自治体がやらなきゃいけない仕事としてCO2の削減をどんなふうにしていくか、気候変動対策ね、非常に全体の課題の中でも大きな比重を持っていると思うんですね。
 このごみの搬入量という部分のくだりは、コロナの関係もあってずっと削減がどんどん進んでいるというふうにはなかなか見えないところもあって、よく分からないんですけれども。今までの状況からいうと、構成3市はともに、1人当たりのごみの排出量は全県の中でも非常に少ないというところで、頑張ってはきているのがすごく評価もしますし、志木地区衛生組合の仕事は、各行政、3つの行政区から運び込まれたものを処理する役割ですから、運び込むものをどう減らすかっていう基本的な役割は、それぞれの自治体が取り組まなきゃならないというのはよく分かるんですけれども、それでも今、世の中全体としては、CO2削減をどんなふうに進めるのかということが非常に大きな課題ですし、目標自体も少なくない目標ですよね。
 私、新座市の議員ですから、新座市のことしかあまり、ほかの2市はよく分からないですけれども、それでも並木市長は去年ゼロカーボンシティ宣言をして、本格的にCO2の排出は減らすんだという強い決意を新座の議会の中でも何度も述べておられて、私は非常に頑張りを期待している1人ですけれども。当然、富士見市長も志木市長も同じように、CO2の削減については意欲的に取り組まれるんだろうと思うんです。
 それで、さっき言ったように、少ない市だし、なおかつ志木地区衛生組合は運び込まれたものの仕事ということが中心ですから、でも全体としてごみの量を減らそう、燃えるごみの部分については、どうやったら減らせるのかということを構成3市に投げかけたり、呼びかけるという意味では、大事な仕事をしなきゃならないと私は思っているんです。
 新座市も、年度末までに新しい環境基本計画や削減量をどう目標にするかというふうになっているので、細かい数字はまだ見ていないんですけれども、でも今までの計画からいくと3割前後は減らさなきゃならないよねと思っていますし、2030年までが2050年が目標だけれども、2030年までに減らすこの量が決定的ですよというのは、もう盛んに言われているわけですね。
 そうすると、このごみの搬入量の見込みと構成3市にごみの搬入量を減らしましょうよという、直接関係ないんですけれども、減らしましょうよという、その仕事をどんなふうにこの1年やるのかということについて、ぜひ考えていることを聞かせてもらいたいと私は思うんです。
 当然、3人の市長が管理者、責任者になったり副管理者になったりしてお会いして、ごみの問題でお会いするわけですから、お互いの情報交換をするということもあるでしょうし、それからごみの内容の分析をしているのはこの志木地区衛生組合ですから、分析を通じて、一番簡単なのはやはり水切りなんかの部分ですけれども、どうやってごみを減らすかという、可燃ごみをね、減らすかという呼びかけをするというのも仕事ですから、この1年、ごみのCO2の削減という問題について、管理者、常任副管理者がどんなふうな考えをお持ちなのか、どんなふうに運動を進めていこうというふうに考えておられるのか、そこをお聞きしたいと思います。
 すみません、もう一個、先ほど、管理者の行政報告の中で、ちらっと聞いて文書には、文書のほうは事前に頂いているわけですけれども、なかった項目ですけれども、これ私の聞き間違いなら直していただきたいんですけれども、富士見環境センターの新しい工事ができて、CO2の削減は33パーセントぐらいですか、削減したというくだりがあって、頂いた文書にはなかったので、その点についてももう一回確認していただいて、当然、新しい施設になってCO2が削減されるということは非常にいいことだから、当然そのことについてもたくさんお金もかかったけれども、こういう役割を果たしていますよという、今の課題の部分で志木地区はこんなふうに頑張っていますよということも、やはりちゃんと言ってもらいたいと思いますし、その2点目もどういうふうに理解しているのか、お聞かせ願いたいと思います。
 以上です。
○議長(白井忠雄) 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) それでは、ご答弁申し上げます。
 まず、ごみの搬入量をどう減らしていくのかというところでございますが、こちらに示したトータルの数字につきましては、様々なごみ、組合では資源として扱っているプラスチックですとか、そういうものも含めての量となります。
 組合といたしましては、構成市とは定期的に担当課長会議などを開いておりますが、そういう中で可燃ごみ、組合では組成分析と申しまして、中身の成分については定期的に分析しております。まだまだ紙ですとか、あるいはプラスチックですとか、そういうものもかなり入っておりますので、そういう部分も可燃ごみではなくてプラはプラというふうにしていただく。また、先ほど、新座の焼却灰の中から金属が出てきてという説明もさせていただきましたけれども、本来、それは焼却灰に入っていてはよろしくないものでございまして、やはりそれは不燃ごみとして出していただくというような形で、燃やさなければいけないごみの量を減らしていくというところも、組合と3市で共通認識を持って伝えてまいりたいというふうに考えてございます。
 それから、先ほど行政報告の中で、CO2削減33.8パーセントとご説明したところでございますが、こちらは、いわゆるエネルギー起源CO2と申しまして、組合の施設を運転するに当たりまして、必要とされるエネルギー、ほぼ電気ですけれども、こちらを削減することによって、そこで出てくる換算されるCO2が今回33.8パーセント削減となりましたというご報告になります。
 各議員のほうにこの文書をお配りした時点では、まだ測定をしている時点でございましたので、そこは載せられなかったわけですけれども、今日は、ご報告させていただきました。電気の使用が削減となっているということでございます。
 説明は以上でございます。
○議長(白井忠雄) 10番、笠原進議員。
○10番(笠原 進) 2つ目の削減の部分について分かりました。
 これは私の問題意識ですけれども、気候変動対策という部分が非常に大きな課題で、しかも2030年というともうすぐのところですし、若い人たちがこの部分では、非常にあまり今までいろんな政治に関心がないよという人たちも含めて、このCO2削減にどんなふうに自分が関わるのかという部分が非常に大きく捉えている人たちも、たくさん私話をしていて分かりますので、当然、新座市、市がやらなきゃならない仕事だとは重々承知していますけれども、富士見や志木の進んだ例も教えていただいて、全体としてやはりどうやって削減するのかということについては、志木地区衛生組合自体が、やはりそのことが大きな課題だというふうに位置づけていただいて、ごみをどうやって減らしていくのか、搬入量も減らしていく、焼却する部分も減らしていくという、その部分について大きな課題として取り組んで、ご報告もいただいたり、いい例があったら話をしていただいたり、もちろんさっき言ったように、新座のこういうところはマイナスですよということがあったら、市民の皆さんに知っていただいて、改善しなきゃいけないわけですから、そういうことをぜひやっていただきたいなと思います。私たちも頑張りたいと思います。答弁は結構です。
○議長(白井忠雄) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第5号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第5号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
○議長(白井忠雄) お諮りいたします。
 滝本恭雪議員外5名から、議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてが提出されましたので、日程を変更して本議案を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを日程第11に追加し、議題といたします。
 ただいま追加された議案を配布いたします。
〔議案配布〕
○議長(白井忠雄) 配布漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 配布漏れなしと認めます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第11、議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 12番、滝本恭雪議員。
○12番(滝本恭雪) それでは、提案理由及び内容説明をさせていただきます。
 議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定につきまして、別紙のとおり志木地区衛生組合議会会議規則第12条の規定により提出いたします。
 提出者は、私、滝本恭雪、賛同者として、深瀬優子議員、熊谷麗議員、助川昇議員、阿部竜一議員、吉澤富美夫議員にご賛同いただいております。
 それでは、提案理由を申し上げます。
 本案は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めたいので、この案を提出するものでございます。
 恐れ入りますが、お手元の志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定の概要をご覧ください。
 初めに、制定の概要でございますが、個人情報の保護に関する法律が改正され、令和5年4月から改正後の個人情報保護法が全国共通のルールとして、地方公共団体に適用されることとなりますが、議会については個人情報保護法の適用対象から除外されるため、議会における適正な個人情報の取扱いに関して、共通ルールに沿った自律的な措置を講ずるため、新たに本条例を制定するものでございます。
 これらのことから、令和5年第1回定例会を目途に、構成市や近隣の一部事務組合の状況を踏まえて新条例の準備を進めてまいりました。条例(案)につきましては、全国議長会から示されました条例案や、構成市や近隣の一部事務組合の条例案に沿って作成しているものです。
 それでは、続いて、条例の目的でございますが、議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、議会が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを目的として定めるものです。
 次に、主な条文の内容を申し上げます。
 第1章、総則においては、先ほど申し上げた条例制定の目的や用語の定義、議会の責務について定めるものとしております。
 裏面、2ページの第2章、個人情報などの取扱いにおいては、議会における個人情報の適切な取扱いのため、主に個人情報の保有の制限や利用目的の明示並びに不適正な利用や取得の禁止などについて規定するものです。
 第3章、個人情報ファイルにおいては、議会が保有している個人情報ファイルについて、それぞれのファイルの名称や利用目的などをまとめた個人情報ファイル簿を作成し、公表しなければならないと規定するものです。
 次に、3ページの第4章、開示、訂正及び利用停止においては、議会が保有する自己の個人情報について、開示、訂正及び利用停止などの請求ができる権利について定めるものです。また、その請求の手続などについても規定するものです。
 第5章、雑則においては、上記以外として適用除外や開示請求などをしようとする者に対する情報の提供など並びに個人情報などの取扱いに関する苦情処理などについて定めるものです。
 次に、4ページの第6章、罰則においては、議会の職員による不当な個人情報の取扱いに関する罰則や、不正な手段による開示請求に関する罰則について定めるものです。
 本条例の制定に当たっては、構成市並びに近隣の一部事務組合と同様に、条例に罰則規定を設ける予定であり、罰則を伴う条例をつくる場合においては、地元の地方検察庁との事前協議が必要とされているため、さきの第4回定例会の議会運営委員会並びに終了後に行われた概要説明会においてお示しをし、ご了承をいただいた条例案により、その後、検察協議依頼に諮り、去る1月25日付、指摘すべき問題点はなしとの協議回答をいただいたものであります。
 次に、附則についてですが、第1項において、この条例の施行日を令和5年4月1日からとしてございます。また、第2項において、本条例の制定に伴い本条例に基づく審査請求があった場合、今定例会においてさきに定めた、志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例に規定する諮問実施機関に議会を追加すること、所掌事項に議会に関する事項を規定するなどの整備を図るものでございます。
 説明は以上でございます。皆様のご賛同よろしくお願い申し上げます。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 議第1号議案 志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議第1号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(白井忠雄) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思います。ご了承願います。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 本日はお疲れさまでございました。
午前11時10分 閉 会
─────────────────── ◇ ────────────────────

 

参考資料

 

令和5年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
令和5年3月28日

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第1号議案
志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
原案同意 全会一致 R5・3・28
第2号議案
志木地区衛生組合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について

原案可決

全会一致 R5・3・28
第3号議案 志木地区衛生組合個人情報保護審査会条例の制定について 原案可決 全会一致 R5・3・28
第4号議案 令和4年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号) 原案可決 全会一致 R5・3・28
第5号議案
令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
原案可決 全会一致 R5・3・28
議第1号議案
志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定について 原案可決 全会一致 R5・3・28