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志木地区衛生組合

会議録

令和3年第1回志木地区衛生組合議会 会議録

令和3年3月22日

 

○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第1号
 
 令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。
 
  令和3年2月25日

 

                      志木地区衛生組合管理者  香 川 武 文

 

                    記

 


1 日 時   令和3年3月22日(月)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室



○応招・不応招議員
令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会   3月22日(月)

応招議員(17名)
      1番 篠 田   剛 議員      2番 勝 山   祥 議員
      3番 加 藤   清 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
      5番 田 中 栄 志 議員      6番 寺 田   玲 議員
      7番 池 田 貞 雄 議員      8番 石 島 陽 子 議員
      9番 上 田 美小枝 議員     10番 笠 原   進 議員
     11番 佐 藤 重 忠 議員     12番 滝 本 恭 雪 議員
     14番 天 田 いづみ 議員     15番 安 藤 圭 介 議員
     16番 岩 下   隆 議員     17番 岡 島 貴 弘 議員
     18番 吉 澤 富美夫 議員

不応招議員(1名)
     13番 阿 部 竜 一 議員

 


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令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会

令和3年3月22日(月曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
 日程第 5 第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)
 日程第 6 第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
 閉  会

 

 

 

○出席議員(17名)
       1番 篠 田   剛 議員
       2番 勝 山   祥 議員
       3番 加 藤   清 議員
       4番 関 野 兼太郎 議員
       5番 田 中 栄 志 議員
       6番 寺 田   玲 議員
       7番 池 田 貞 雄 議員
       8番 石 島 陽 子 議員
       9番 上 田 美小枝 議員
      10番 笠 原   進 議員
      11番 佐 藤 重 忠 議員
      12番 滝 本 恭 雪 議員
      14番 天 田 いづみ 議員
      15番 安 藤 圭 介 議員
      16番 岩 下   隆 議員
      17番 岡 島 貴 弘 議員
      18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(1名)
      13番 阿 部 竜 一 議員
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○説明のための出席者
管理者 香 川 武 文
副管理者 並 木   傑
副管理者 星 野 光 弘
常任副管理者 増 子 義 久
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 塩 野 英 樹
事務局長 山 崎   仁
総務課長 栗 山 健 司
企画業務課長 末 永 隆 宏
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時57分 開 会

◎議会運営委員会委員長報告
○議長(安藤圭介) 皆様、おはようございます。
  開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
  議会運営委員会委員長、天田いづみ議員。
○議会運営委員会委員長(天田いづみ) おはようございます。
  令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。
  まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
  次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第6、第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算までということで決定をいたしました。
  以上、議会運営委員会の会議結果をご報告させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(安藤圭介) ただいまの委員長報告のとおりでご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(安藤圭介) ただいまの出席議員は17名です。なお、本日私のほうに13番、阿部竜一議員から欠席する旨の連絡が入っております。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(安藤圭介) ここで、ご報告申し上げます。
  監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(安藤圭介) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
  会議録署名議員は、
    6番 寺 田   玲 議員
    7番 池 田 貞 雄 議員
    8番 石 島 陽 子 議員
  以上、3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(安藤圭介) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(安藤圭介) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
  香川管理者。
○管理者(香川武文) 改めまして、おはようございます。
  開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
  本日は、令和3年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご出席を賜り、特に富士見市議会の皆様方には気が気でない大変お忙しい状況の中、ご出席をいただいたところでございます。星野市長、並木市長共々必勝をご祈念申し上げるところでもございます。
  さて、本定例会に提案をしております議案は3件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。
  それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の進捗状況についてご報告申し上げます。
  本年1月から始まりました本工事でありますが、現場事務所と大型クレーンをセンター内に設置する作業は既に完了しており、また、焼却炉のうち2号炉関係の解体工事につきましては3月の初めから行っているところであります。
  さらに、主要設備機器関係につきましては、白煙防止用送風機や誘引送風機などの工場検収につきましても既に完了しており、令和3年度からの本格的な施工に向けて、着実にその工程を進捗させているところであります。
  なお、工事期間中はセンター内を多くの工事関係車両が行き交うことから、富士見環境センターにお越しになる市民の皆様の安全を最優先に考え、交通誘導員を配置して事故防止に努めているところであります。
  さらに、同期間中は車両導線が狭くなるために、家庭系ごみの自己搬入の件数を制限しているところでありますが、これも安全を確保するための措置でありますので、市民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いしてまいりたいと存じます。
  いずれにいたしましても、引き続き施工業者との連絡調整を密に図りながら、安全な工事に取り組んでまいります。
  以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
○議長(安藤圭介) 以上で行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第4、第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてを議題といたします。
  ここで、事務局長の退席を求めます。
〔事務局長 山崎 仁 退席〕
  議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、議案の朗読は省略いたしたいと思います。
  提案理由の説明を求めます。
  香川管理者。
○管理者(香川武文) 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてご説明申し上げます。
  本案は、常任副管理者、増子義久が令和3年3月31日付で退職することに伴い、後任として山崎仁を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第8条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
  これより議案に対する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  申し上げます。第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、討論を省略いたしたいと思います。
  第1号議案の採決を求めます。
  第1号議案を原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
  事務局長の復席を求めます。
〔事務局長 山崎 仁 復席〕
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◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第5、第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を議題といたします。
  議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、議案の朗読は省略いたしたいと思います。
  提案理由の説明を求めます。
  香川管理者。
○管理者(香川武文) 第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
  本補正予算は、歳入歳出総額25億1,846万3,000円に変更はなく、令和2年度埼玉県ふるさと創造貸付金の借入れが確定いたしましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
  内容説明を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
  恐れ入りますが、資料の1をお願いいたします。
  資料の1、2の歳入補正の内容をご覧ください。
  初めに、繰入金につきましては、今回の歳入予算の補正に伴い、財政調整基金からの繰入れを490万円減額するものでございます。
  次に、組合債の一般廃棄物処理事業債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良事業の一般財源部分において、令和2年度埼玉県ふるさと創造貸付金の借入れが確定したことに伴い、増額補正をするものでございます。
  なお、この結果、補正後の財政調整基金残高は2億194万6,000円となるものでございます。
  説明につきましては以上でございます。
○議長(安藤圭介) 内容説明が終わりました。
  これより議案に対する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  次に、討論を行います。
  討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
  よって、本件を採決いたします。
  第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
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◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第6、第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題とします。
  議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、議案の朗読は省略いたしたいと思います。
  提案理由の説明を求めます。
  香川管理者。
○管理者(香川武文) 第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
  本予算は、歳入歳出それぞれ47億4,550万3,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
  内容説明を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算につきましてご説明申し上げます。
  恐れ入りますが、お配りしました資料2、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算概要をお願いいたします。
  初めに、1の予算規模でございますが、令和3年度予算の歳入歳出総額は47億4,550万3,000円となり、前年度と比べ21億6,750万7,000円の増、率にして84.1パーセントの増となってございます。
  前年度と比べ増額となった主な要因は、令和2年度から令和4年度までの3か年をかけて実施しています富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に係る廃棄物処理業務委託料及び工事費の増などによるものでございます。
  次に、2のごみの搬入量見込みと処理経費でございますが、令和3年度のごみ総搬入量は8万5,590トンと見込み、前年度比30トンの減、率にして0.03パーセントの減を見込んでございます。このうち家庭系ごみについては、これまでの実績や新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、前年度比260トン増の6万7,950トンと見込み、事業系ごみについては、同じく新型コロナウイルス感染症の影響や、ららぽーと富士見の事業系可燃ごみ搬入量の減を踏まえ、前年度比290トン減の1万7,640トンと見込んでございます。
  1トン当たりの処理経費については、予算総額の増加により、前年度比2,789円増の3万1,709円を見込んでございます。
  次に、3の歳入予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
  (1)分担金及び負担金の構成市負担金につきましては、予算総額の増加などにより、前年度比5億5,803万2,000円増の24億2,324万1,000円を見込んでございます。
  (2)使用料及び手数料の一般廃棄物処理手数料につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良工事に伴い、ららぽーと富士見の事業系可燃ごみを受入れないため及び家庭系ごみの自己搬入受入れ制限を行うため、前年度比332万7,000円減の4億2,072万円を見込んでございます。
  (3)国庫支出金の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事における令和3年度分の国庫補助金として5億234万3,000円を見込んでございます。
  続きまして、2ページの(4)繰入金の財政調整基金繰入金につきましては、今後予定されるごみ焼却施設の延命化対策や、令和3年度末残高見込みなどを踏まえ、前年度比3,524万2,000円減の9,216万1,000円を見込んでございます。
  なお、令和3年度末財政調整基金残高見込みは1億980万5,000円となってございます。
  (5)諸収入のうち有価物売却代金につきましては、金属類、スチール・アルミ缶及びペットボトル等の売却実績や市況を踏まえ、前年度比901万6,000円増の3,027万7,000円を見込んでございます。
  (6)組合債の一般廃棄物処理事業債は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事における令和3年分の地方債として12億2,200万円を見込んでございます。
  続きまして、4の歳出予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
  目の1清掃総務費のうち、(1)職員給与費につきましては、令和3年度は常任副管理者が事務局長を兼務する年度となる一方、退職補充として新規採用職員を2名雇用することなどから、職員給与費は前年度比648万3,000円減の7,066万1,000円を見込んでございます。
  次に、目の2塵芥処理費となりますが、(2)光熱水費のうち電気料金は、今後の社会情勢を踏まえ、燃料費調整額を設定したことや、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴う電気使用量の減などを踏まえ、前年度比2,730万円減の2億1,775万2,000円を見込み、上下水道料金は前年度比91万2,000円減の3,370万8,000円を見込んでございます。
  続きまして、3ページをお願いいたします。
  (3)修繕費につきましては、施設の安定稼働と延命化を図るため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東・西工場の5施設について、定期オーバーホールなど施設の修繕経費として、前年度比4,741万5,000円減の6億5,966万円を計上してございます。
  減額要因といたしましては、富士見環境センター焼却施設における基幹的設備改良工事により修繕項目が縮小され、総額が減となりますが、その他の施設につきましては、老朽化等に伴い施設点検、整備費用が増加しております。
  続きまして、4ページをお願いいたします。
  (4)でございます。運転管理業務委託料につきましては、施設の適切な運転や維持管理のため、5つのごみ処理施設の運転管理業務委託料として、前年度比583万4,000円減の8億8,283万2,000円を計上してございます。
  減額要因といたしましては、富士見環境センター焼却施設における基幹的設備改良工事により運転日数が減少し、減額となりますが、その他の施設については、労務単価の上昇により増額しております。
  (5)廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分経費及び富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴う可燃ごみの外部処理委託料として、前年度に比べ3億2,104万2,000円増の6億3,946万8,000円を計上しております。
  焼却灰等の最終処分経費については、焼却灰等の予定量を見込んだものでございます。
  また、当組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会を形成するため、焼却灰等の再資源化割合を今年度は64パーセントとしてございます。
  続きまして、5ページをお願いいたします。
  (6)富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事設計施工監理業務委託料につきましては、令和2年度から令和4年度までの3か年をかけて実施しています富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に係る令和3年度分の設計施工監理業務委託料として1,202万1,000円を計上してございます。
  (7)一般廃棄物処理基本計画改訂及び精密機能検査業務委託料につきましては、平成23年度に策定し、平成29年度に改訂をいたしました一般廃棄物処理基本計画の見直しを行い、また、廃棄物処理法に基づき、ごみ処理施設の機能を保全するため、3年ごとに施設の機能状況等について検査をする精密機能検査業務の委託料として1,229万8,000円を計上してございます。
  (8)富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事費につきましては、令和2年度から令和4年度までの3か年をかけて実施しています富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に係る令和3年度分の工事費として20億1,949万7,000円を計上してございます。
  (9)公債費につきましては、平成25年度及び26年度に借り入れた粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債の元利償還金及び令和2年度に借り入れた基幹的設備改良事業債の利子償還金として8,475万8,000円を計上してございます。
  最後に、5の行財政改革等の取組でございますが、(4)の電力の調達に当たりまして、電気料金のさらなる節減を図るため、昨年同様に、東京電力と他の大手電力会社3社との間で見積り合わせを行った結果、東京電力から年間3,400万円の基本料金の割引額の提示があり、当初予算に反映しているところであります。
  説明は以上でございます。
○議長(安藤圭介) 説明が終わりました。
  これより議案に対する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  14番、天田議員。
○14番(天田いづみ) よろしくお願いいたします。
  そうしましたら、資料2の予算概要でご説明をいただきましたので、私のほうも予算概要に基づいて質疑をさせていただきたいと思います。
  まず、2ページ、上段の(4)繰入金、米印がついているところで、令和3年度末財政調整基金見込みが1億980万5,000円ということです。
  ちなみに、6ページの下に参考ということで、財政調整基金の年度末現在高見込額ということで、令和元年度から令和3年度までの額が出ています。令和元年度の年度当初が3億2,000万円弱、令和3年度の予算の段階では約1億円ですよね。ということで、非常に基幹的設備改良工事があるとはいえ、この財政調整基金残高見込み、これ令和3年度末の見込みですよね。本当に大丈夫なのかなと非常に心配しています。
  といいますのも、例えばですけれども、平成12年7月3日に粗大ごみの処理工場の爆発事故がありまして、そのときに調べましたところ、3,183万円の被害があり、補正予算を講じて財政調整基金を取り崩して対応しているんですよね。やはりこういった大きな施設を持っておりますと、事故はあっては困りますけれども、いつ何が起こるか分からないという状況の中で、そうした過去の経緯もありますので、非常に心配をしているところであります。
  この財政調整基金残高の見込みと逆算して負担金ですとか予算を調整したというふうに推察するところですけれども、その辺をどのように考えていらしたのかというところをお伺いしたいというふうに思います。
  それから、歳出のほうに移ります。
  3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費の職員給与費の関係で、退職補充として新規採用職員を2名雇用するということは分かりました。たしか令和元年度に1人採用されていまして、そうしますと、ここ数年、計画的な退職補充という意味で計画的な採用をされてきたというふうに認識しておりますけれども、これはもう令和3年度で終了というふうな理解でいいんでしょうか。この辺を確認させていただきたいというふうに思います。
  それから、4ページに行きまして、(5)の廃棄物処理業務委託料です。基幹的設備改良工事に伴う可燃ごみの外部処理委託料(さいたま市、所沢市、ふじみ野市等)となっておりますけれども、これらは令和3年度、工事は4年度も続いているというふうに思うんですけれども、どのような、まだ協定、そもそも協定を結んでいて、何市かと協定を結んでいて、何かあった場合に受け入れていただけるようにということだと思いますけれども、改めて、さらにこのさいたま市等とは覚書なんでしょうか合意書なんでしょうか、または覚書もしていかなければならないんじゃないのかなというふうに思いますけれども、何らかの契約書を取り交わすということになろうかと思いますけれども、どのような見通しなのか。「等」とありますけれども、この3市以外にも想定されているところがあるのかというところについてお伺いしたいというふうに思います。
  それから、5ページの(7)一般廃棄物処理基本計画改訂及び精密機能検査業務委託料(新規)となっておりますけれども、一般廃棄物処理基本計画は10年に一度改訂していくものですけれども、この及び精密機能検査業務委託料というところがちょっと初めてのことかなというふうに思いますので、その理由についてお伺いしたいということが一点と、3ページの修繕費のところのご説明にも、富士見環境センター以外のその他の施設、すなわち新座環境センター東工場、西工場については老朽化に伴い施設点検、整備費用が増加していますというふうな状況になっております。
  現在の一般廃棄物処理基本計画の中では、東工場については数年前に大規模なリニューアルがされていますので、修繕、オーバーホールで対応、西工場については富士見環境センターのような基幹的設備改良工事について検討していくということなんですか。
  ちょっとその辺がこの一般廃棄物処理基本計画の中で位置づけていかなければならない非常に重要なところかなというふうに認識しておりますけれども、その辺のところをどうお考えでいらっしゃるのか、お伺いさせていただきます。
  以上です。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、お答えをいたします。
  まず1点目ですが、令和3年度末の財政調整基金残高見込み1億980万5,000円の考え方、あるいは大丈夫なのかというご指摘だと思いますが、今回、組合といたしましては、大変自主財源が乏しい中、多額の費用がかかる施設の突発的な故障に備えるため、2億円程度の基金残高の留保が必要と常々考えております。
  先ほど議員からもご指摘がありましたが、平成12年に発生しました粗大ごみ処理施設の爆発事故というものがありまして、このときに修繕経費等で3,100万円程度補正予算を組み、財政調整基金から大きく取り崩したと、こういったこともあります。
  その他、この被害があった後、外部処理でごみ処理をお願いしなければいけません。このときは朝霞市、和光市、三芳町、当時の大宮市、こういったところにこの粗大ごみの外部処理委託をお願いして、総額が約850万円程度かかったということでございます。
  こういったことからも、いつどんな事故が発生するか分からない中では、この財政調整基金の残高を多く持っていくことが必要だということはもう常々ご指摘いただきまして、私どももこれは十分理解しているところであります。
  そういう状況ではございますが、構成市の財政状況ですとか、あるいは組合の歳入歳出の状況を勘案しますと、今年度、令和3年度末の残高見込みについては、ぎりぎりというんでしょうか、1億980万5,000円となってしまったというようなところでございます。
  実はこれが2億、あるいは3億に近い金額が理想な形なわけでございますが、繰り返しますが、やはり構成市の財政状況、負担金を幾らでもいただけるわけでもございませんので、こういったところ、そして私どもの歳出も徹底的に見直した結果、こういった数字になっているというところでございます。今後はできる限りこの金額を多めに持つようには努力していきたいというふうに思っております。
  続いて、職員採用でございます。職員採用の中で、今回で採用は終了なのかといったご質問だったかと思いますが、ご指摘のとおり、ここ数年、3名の定年退職の職員がおりましたので、この職員を補充するために定期的に採用をしてまいりました。平成29年4月1日で1名、平成31年4月1日で1名ということです。ところが、29年4月1日に採用した職員が途中退職をしてしまったために、今回、令和3年4月1日付で2名採用する予定でおります。合計、年は少しずれましたが、3名ということでございます。
  ご指摘のとおり、この定年退職による補充という部分での採用は、一旦ここで終了というんでしょうか、ございませんが、今後また定年退職、あるいは、あってはなりませんが、途中退職するような場合があれば、当然採用をしていきたいというふうに考えているところでございます。
  それから、廃棄物の処理委託料のうち外部処理委託料のことでございますが、さいたま市、所沢市、ふじみ野市とどういった形の契約をしているのかということでございますが、まずは基本合意書というものを取り交わしております。具体的にどんな量をいつの期間持っていくのかというふうな、そういった基本的な合意書を取り交わします。実際、時間がたちましたら、その後、委託契約書ということで、もっと具体的な契約になってくるわけですが、こういった流れで、現在今、基本合意書まではこの関係市と取り交わしておりまして、今後、年が明けまして、皆さんからお認めいただきましたら、委託契約をしていくという状況でございます。
  今回はこのさいたま市、所沢市、ふじみ野市等ということで、「等」というのは民間処理場ということでございまして、破砕可燃ごみを委託する予定になっておりますので、3つの自治体と1つの民間処理場にそれぞれ委託をするわけでございますが、ほかにもいろいろ、例えばもう少し遠い場所ですとか、あるいは東京都内であるとか、そういったところにもお話を伺いに行ったんですが、なかなか厳しい状況。例えば私どもの施設も基幹改良工事が入っている、あるいは県外のごみは入れられない、地元の住民が反対が厳しい、いろいろな条件がありますので、簡単にはなかなか委託契約を結ぶことはできないんですが、ここにありますさいたま市、所沢市、ふじみ野市については快く引き受けていただいたということでございます。
  最後に、基本計画と精密機能検査の関係というようなところだと思いますが、現在の基本計画については、第7節中間処理計画、ごみ処理施設の整備方針において、富士見環境センターが今工事をしておりますが、これに続いて、令和6年から令和8年度に新座環境センターの西工場についても基幹改良工事をする必要があるのではないかというふうに位置づけをしているところでございます。
  ただし、そこに令和3年度分の基本計画の改訂時に、精密機能検査の結果を踏まえて、同施設の基幹的設備改良工事をやるかどうか、妥当性を再検証しましょうということになっておりますので、予算をお認めいただきましたら、西工場の基幹的設備改良工事に対する妥当性を検証してまいります。
  それらの前提として、精密機能検査した結果、基幹的設備改良工事といった方向になるかもしれないし、修繕でつないでいくという方法を選択するか、こういったことをこれから考えていくと思いますが、そういった意味で、西工場を中心とした整備方針を見直すために、精密機能検査と基本計画の改訂をセットで委託させていただくと、そういう内容でございます。
  説明は以上でございます。
○議長(安藤圭介) 14番、天田議員。
○14番(天田いづみ) ありがとうございます。
  今の一般廃棄物処理基本計画改訂及び精密機能検査業務委託料の中で、西工場をどうするのかというところを精査していくというお話がありました。修繕で間に合えば、それはそれにこしたことはないのかもしれないですけれども、仮にまた基幹的設備改良工事というふうになることも想定されるわけですよね。
  そういう意味でも、本当にくどいようですけれども、財政調整基金については、再三申し上げていますけれども、本当に賛成しているとはいえ、地方自治法に定められた独立した特別地方公共団体としての使命、機能をしっかりと果たしていかれるようにということを、大変僭越ではありますけれども、正副管理者及び執行部の皆様方にはより深く深く思いながら、令和3年度執行に当たっていただけたらと思いますので、それはどうかよろしくお願い申し上げます。
  それから、職員採用の件については分かりました。
  それから、一つ確認なんですけれども、可燃ごみの外部処理委託料なんですけれども、すみません、基本的なことで。焼却灰等の処分も含めて委託するんですよという理解でいいんですよね、これは。ちょっとその点だけ確認させてください。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) ご指摘のとおり廃棄物処理委託料につきましては、可燃ごみをお渡しして、その後の焼却灰、集じん灰等についての処理も含めて委託をさせていただいているということでございます。
○議長(安藤圭介) 14番、天田議員。
○14番(天田いづみ) そうしますと、当組合では非常に適正にやっていかなければということで、処理、処分のところも委託先まで現地まで行って確認をされていると思いますけれども、そこは当然委託先の自治体についてもしっかりされているというふうな想定で委託をしていくということでよろしいですよね。そこだけ。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) 委託をさせていただくこれらの自治体に関しては、もう長い年月というんでしょうか、大分前から担当者、あるいは局長等も各市にお邪魔させていただいて調整を図っておりますので、それにつきましてはもう安心して委託できるものというふうに考えております。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑はございませんか。
  10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) 2点質問いたします。
  資料2の1ページです。
  ごみの搬入量の件なんですけれども、ここには家庭系ごみについては前年度比260トンの増というふうに記載されています。今のコロナとの関係で、ステイホームの影響もあって多くなっているんだろうなというふうに思いますので、現況、現状がどんな状況になっているのか。全体としてはごみを減らそうという運動をしたり、宣伝をしたりしている時期なわけですので、現況はどんなふうになっていて、このくらいはしようがないというふうに見ているのかどうかということをお聞かせください。
  同時に、事業系ごみは2つの問題があって、感染症の影響の部分と、それからこれは次の質問とも関わりますけれども、ららぽーと富士見の可燃ごみは別なところになるんだろうと思うんですけれども、そういうことは分けて、事業系ごみの現況はどんなふうになっているのか、影響はどんなふうに考えているのかということをお聞かせください。これが1点目の質疑です。
  2点目は4ページです。
  この富士見の工事に伴う可燃ごみの外部処理委託として、ここに3つの市の記載があります。全体にちょっと私もよく分からないんですけれども、富士見が当然搬入できないというふうになると、新座の東工場、西工場に、今既にフルなのかどうか分かりませんけれども、当然ここをフルになるべく使って、なおかつそれではやり切れないからほかのところへお願いをしていくという形だと思うんですけれども、新座市の西工場、東工場の状況、どのくらい、実際には今までと同じくらいしか受入れられないのか、さらにこのくらい受け入れるようにしてもなおかつ足りないというようになるのか、そこが分かるようにご説明願いたい。
  それから、さいたま、所沢、ふじみ野とは、先ほどのご説明ではこの後委託契約もするんだという、当然そこには処理経費などについても、トン当たりいくらとか、いろいろなことが書いてあると思うんですけれども、現状ではどんなふうにこの委託をするというふうに考えているのか、お聞かせください。
  以上です。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) お答えしたいと思います。
  まず初めに、ごみの搬入量の件でございまして、家庭系ごみの現状と今後の見通しというようなことだと思うんですけれども、昨年1年間のコロナ禍におけますごみの搬入状況というのを、家庭系も事業系もずっと見守ってまいりました。
  例えば、昨年どういう状況だったのかということを見ますと、例えば昨年の3月2日から5月31日までは小・中学校の臨時休校があったとか、あるいは、3月27日から東京都と埼玉県が週末の外出自粛要請があったと。さらには、4月7日から5月25日に第1回の緊急事態宣言がありました。さらには、今年1月8日から昨日まで、これが国の緊急事態宣言第2回目があったと。こういった社会状況に伴って、例えば仕事がリモートになり出勤をしなかったなどで、皆さん巣ごもりという形で家庭内で様々な消費をしていたと推測しています。
  と同時に、外に食事に行かなかったという時期もあったわけで、これらがごみの搬出量と比例していると考えております。
  例えばですが、昨年の家庭ごみの状況と今年の状況をざっと見てみますと、例えば昨年の6月の状況ですが、令和2年度は令和元年度に比べて739トンも家庭系ごみが増えており、これが今年度の一番家庭ごみが増えたところです。
  例えば前年対比で4月は180トン、5月は198トン増ですが、6月になると739トンも増えている。ところが、7月、8月になるとマイナスになっていくわけなんです。7月は93トンも減っています。8月は60トンも減っている。こんな状況がきますと、トータルで見ると、この6月の739トンが相当上がったにもかかわらず、その後は家庭ごみは減り続けているという状況になります。ただし、家庭系ごみも、燃えるごみですとかプラですとか、それからリサイクル系ごみとはまた違いまして、プラごみが大きく増えているという状況です。恐らく外で買ったものを自宅で召し上がって、そのごみがプラスチックごみであると、こういったものの状況も顕著に表れている状況でございます。
  あわせて、事業系ごみのお話をしますと、事業系は今の状況からも分かりますとおり、ずっとマイナスを続けてきております。昨年の4月には前年度比292トンも減っております。5月では350トン減ということで、前年度比がプラスに転じた月は2月まではないということでございます。徹底的に事業系ごみは減っている。恐らく外食が減り、買ったもののごみは全部家庭に入ってくるというようなことから、家庭系ごみは増えて、事業系ごみは減っているというようなことでございます。
  こういった状況を見まして、ただこれは昨年の緊急事態宣言の1のときからの状況ですから、この状況がずっと続くというふうには思っていませんし、現状を見ても、大分経済活動が回復してきているというようなことから、今回は、先ほどご説明いたしましたような状況で、コロナ禍の影響がない通常の状態を見た場合でも、先ほどお示ししたような状況になっているということでございます。今後もプラごみの搬出量が増えていくというのも、この数値の中にはお示ししているところでございます。
  2つ目ですが、外部処理委託の部分のお話だったかと思いますが、富士見環境センターの焼却施設が利用できない期間は、当然新座東・西工場の焼却施設をフルに利用するということは当然なんですが、来年度、令和3年度1年間を見てみますと、例えば新座西工場においては6月、7月ぐらいにオーバーホールが入ります。また、11月や2月、3月には定期休炉といって、一定期間炉を回したら休みをさせなければいけないというような、そういった施設の運用がありますので、止めている時期があります。東工場についても、早速4月と5月に定期休炉がありまして、9月にはオーバーホール、1月、2月にもオーバーホールというようなことが、新座東・西工場の来年度の予定に入るというようなところでございます。
  このスケジュールと、富士見の2炉、1炉という順で進める基幹改良工事のスケジュールを合わせると、どうしても処理量が限定される時期が出てきますので、先ほど申し上げました3市の自治体にごみ処理を委託するというようなところでいるところでございます。
  それから、さいたま市、所沢市、ふじみ野市等と、先ほどご説明いたしましたが、仮の契約と申しますか、合意をしているところですけれども、これも委託先の市町村によってごみ処理単価が違っております。例えば、さいたま市でしたら1トン当たり2万円程度、所沢市でしたら1トン当たり約4万3,000円、ふじみ野市でしたら1トン当たり3万2,000円程度というようなことですが、その自治体の事情がありますので、これは値下げさせるとかそういうことは厳しいので、この中で調整していくわけなんですけれども、これらの搬出量とトン数を掛けると3倍近い金額が生じてしまうというふうなことでございます。
  できれば安い単価の自治体に持っていけばいいんじゃないかという話になりますが、なかなか受け入れていただける自治体を探すのが容易なことではなく、あるいは距離の問題もあります。あまり遠いところですと当然運搬費用等もかかりますし、収集業者の手間も生じるわけで、できる限り近くの場所を探しているわけなんですけれども、現在のところはさいたま市、所沢市、ふじみ野市と距離的にも金額的にも、最適とは言いませんが、こういった状況で現在お話をさせていただいているところでございます。
○議長(安藤圭介) 10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) 最初の事業系ごみのところのららぽーと富士見は、月でも年間でもいいんですけれども、どのくらいのごみの搬出量を想定しているんでしょうか。
  これは同時に、わざわざここにこう書いてあるのは、収集のときからそれはもうここへ持ち込まないで別のところへ行くのか分かりませんけれども、例えばふじみ野に行くとかいうようなことでららぽーと富士見がここに記述されているんでしょうか。これが一つです。
  もう一つは、搬入、今お話があったように、当然近場のところに行くのがいいに決まっているんですけれども、そうはいってもなかなかうまくいかないから、3つの市が引き受けていただいたものは非常にありがたい話なんですけれども、いずれも搬入、ごみの収集については各市がやっていますよね。収集して、それをここへ持ち込むと、持ち込んだものを組合が処理するという形になっていますよね。そうすると、今後については、例えばさいたま市のところとか、所沢とかふじみ野だとかというところへ、それぞれの市の委託を受けた業者が持ち込むという形になるんだろうと思うんですけれども、そういうふうに考えていいわけですよね、それは。
  それについては、今の説明だと、基本的にここの1、2と2つのところを順次やっていくし、新座の2つの工場についても、オーバーホールやそういうのも見ながら入れていくので、常時全部がほかの市へ行くというわけではなくて、そういうものを見ながらやっていくと。それは当然今言ったように、搬入が市の責任というふうになるから、どこかの市が、例えば富士見市ばかりがどこかへ持ち込むというふうにならないで、それぞれの3市がなるべく公平に持ち込めるようにしようというように考えていいのでしょうか。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
  増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) まず1点目のららぽーと富士見のごみの搬入量のトン数と、どういう内容になっているかということですが、ららぽーと富士見の事業系可燃ごみの搬入量については、平成26年に志木地区衛生組合と、それから三井不動産株式会社との間で協議をしております。組合におけるごみ入れに関するいくつかの条件を定めておりまして、その中で、焼却施設の修理ですとか、それから事故、災害時、今後予定されている基幹改良工事などにより、事業系一般廃棄物は受入れないというような協議をしておりますので、この当時の協議書に従いまして、今回ららぽーと富士見については自己処理をしていただくよう協議をしてまいります。
  年間大体搬入量は450トン程度を見込んでおります。経済活動が活発なときはより近くなりますが、今回のようにコロナ禍のときは、やはり搬入量が少なくなってきていますが、ただ、この最近の状況で大分また上がってきているのかなという気もしている状況です。
  それから、外部処理委託の関係で、議員おっしゃったとおり、例えば新座市で委託をしている収集業者がごみを集めたら、そのまま所沢市のほうのところに直接持っていくと。あるいは志木市で集めたごみをそのままさいたま市へ持っていくというようなことで、ここを経由せずに直接委託した自治体に運んでいただくというような流れになっております。また、今申したとおり、ふじみ野市についても志木市の分を持っていくというふうなことになっておりまして、その委託する量についても偏らないような形で、それはおおむね均衡を取って搬入するような準備をしているところでございます。
  以上です。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  次に、討論を行います。
  討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
  よって、本件を採決いたします。
  第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
  よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(安藤圭介) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  よって、令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
  本日はお疲れさまでした。
午前10時54分 閉 会

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参考資料

 

令和3年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
令和3年3月22日

 

 

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について 原案同意 全会一致 R3・3・22
第2号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号) 原案可決 全会一致 R3・3・22
第3号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出予算 原案可決 全会一致 R3・3・22